ハノイの聖なる 4 大寺院のひとつ。精緻な彫刻や美しい銅像をご覧ください。
お寺の正面入口に到着すれば、その外観のすばらしさに驚かされるでしょう。浮き彫りがほどこされた木の扉。その上には白い石造りの鐘楼と、威厳に満ちた龍のモチーフが見られます。中に入り、精緻な彫刻がほどこされたプレートや、北方を守護する玄天鎮武神の大きなブロンズ像をご覧ください。
寺の近くまで行ったら、正面入口の前の 4 本の柱を探してください。不死鳥や虎の像で装飾されたこれらの柱は、11 世紀の創建当時のものです。彫刻がほどこされた中央の扉から中に入ると、石造りの龍と丸い鐘が吊り下げられた塔が頭上に見えるでしょう。
そのまま歩き続けると小さな中庭に出ます。バニアンの古木が、涼しげな影を落としています。庭の中を歩いて、色とりどりの魚が泳ぐ水槽や、盆栽や石で小さな庭をかたどった鉢植えなどをご覧ください。
それでは、お寺の中へ入りましょう。中に入る際に文が刻まれた銅のプレートや、細かい模様が刻まれた石などで飾りつけられたの横を通り抜けるでしょう。奥には大きな玄天鎮武神像があります。高さおよそ 4 メートル (13フィート弱)、重さ 4 トン (4.5 英トン)。ベトナムで 2 番目に大きなブロンズ像で、17 世紀に造られたものです。像の右手の亀は長寿を象徴し、刀に巻きついた蛇は強さを表しています。
奥の方には、玄天鎮武神像を鋳造したOld Trongのブロンズ像が置かれています。没後に弟子たちが創作したもので、亡き師への感謝の気持ちが込められています。
クアンタン寺へは、チュックバック湖の畔にあるタンニエン通りとクアン タン通りを歩いて行くことができます。拝観は毎日可能ですが、少額の入場料が必要です。