シカゴから車で 1 時間ほど行くと西部郊外。植物園から動物園まで、さまざまな楽しいスポットがあります。どの街も訪れる人を温かく迎えてくれるので、大都会を離れ、のんびりした生活とファミリー向けアトラクションが楽しめます。
まずはシカゴの西に隣接するシセロから始めましょう。ここにはホーソーン競馬場があります。次はこの地域で一番大きな動物園、ブルックフィールド動物園へ。世界中から集められた動物がいるだけでなく、夏の週末には特別イベントやバンドによるライブ演奏が行われます。
オーク パークのライト ディストリクトでは、旧フランク ロイド ライト邸を始めとする、歴史ある建物を見ることができます。建物を見て回るホーム ツアー プログラムは 5 月に行われます。タイミングが合えば、ぜひ参加することをおすすめします。リバーサイド村もぜひ行きたいところ。この村は、ニューヨークのセントラル パークを設計した著名なランドスケープ アーティスト、フレデリック ロー オルムステッドが設計したものです。カーブを描く通り、緑豊かな公園、素晴らしい建築など、村全体がオルムステッドの設計によるもの。現在リバーサイドは国定史跡に指定されています。
西部郊外の真ん中あたりに位置するオーク ブルックでは、ゴルフをしたり、ポロをみたり。かつて地下鉄の駅だったグラウ ミル アンド ミュージアムも人気のスポットです。エルムハーストにはミュージアムがいくつかあります。その代表がリザドロ ミュージアム オブ ラピデリー アート。宝石用原石や地球科学に関する展示がなされています。
さらに西に行ったライルにあるのはモートン植物園。690 ヘクタールの敷地に、4,000 種類以上の樹木、低木、つる植物、多年生植物、草類などが展示されています。植物園は植物の美しさと機能を維持するため、環境保護に大変力を入れていることにも注目しましょう。ウエスト シカゴにあるクライン クリーク ファームもおすすめ。1890 年代のイリノイ州の農場生活が体験できます。
ネイパービルのデュパージュ川沿いには、リバーウォーク パークがあります。ネイパービルの街の中心部を流れる川沿いの遊歩道を歩いて行くと、ミレニアム カリヨンと呼ばれる高い鐘塔が見えてきます。ネイパービルには他にも、デュパージュ チルドレンズ ミュージアムやネイパー セトルメントなど、子供向けの施設が豊富。全米で最もファミリー層に優しい都市の 1 つに名前が挙がることも珍しくありません。
この地域の良いところは、大都会へのアクセスが良いこと。午前中は西部郊外の街でゴルフをして、午後からはシカゴでショッピング、夜はエンターテイメントを楽しむことだってできます。