洗練されたジョージ王朝様式が印象的なエディンバラの地区。魅力的な建造物や、素晴らしいアートギャラリー、建ち並ぶショップなどを見て回りましょう。
エディンバラの魅力あふれる新市街は、目を見張るような光景ばかり。個人経営のショップや一風変わったカフェ、ファッションチェーンなどが摂政時代の優雅な建造物に入っています。おしゃれなこのエリアには、川沿いの静かな遊歩道や、一般公開されているジョージ王朝様式の建物もあります。
スコットランドの首都エディンバラの中で、設計コンペを経て造成されたこのエリアは、整然とした街並みが特徴です。「新市街」と呼ばれるこのエリアは、旧市街の人口が飽和状態になったあと、18 世紀半ばに建設された場所。1766 年に行われた設計コンペで優勝したのはジェイムズ クレイグという当時 26 歳の建築家です。湿地に隣接しているため、排水設備が必要な構造で、碁盤の目のデザインが特徴でした。
新市街の中心部には、プリンシズストリートとジョージストリートのにぎやかな通りが並行して通っています。ここでは、大衆向けの店やスタイリッシュなバー、多彩なレストランが楽しめます。スコット記念塔の上に登れば、碁盤目状の街並みを一望できます。その後は、プリンシズ ストリート ガーデンズでのんびり過ごしましょう。
近くにあるスコットランド国立肖像画美術館には、現在までの膨大な数のスコットランド人の肖像画が収蔵されています。スコットランドの有名人や、ジャコバイト蜂起や宗教改革時代の人々の肖像を鑑賞しましょう。
シャーロット広場では、18 世紀の雰囲気が味わえます。広場に面したジョージアンハウスには、エディンバラが栄えた時代の豪華な調度品や内装が残されています。
新市街の中心部から外れたストックブリッジまでのんびり歩いて、リサイクルショップや手工芸品店、ユニークなカフェを見て回りましょう。
エディンバラの街をひっそりと流れるウォーター オブ リースに沿って、ストックブリッジの西へ向かいましょう。この川をたどっていくと、風光明媚なディーンヴィレッジにたどり着きます。川沿いに木組みの建物が並ぶ絵のような風景が印象的なこのエリアは、穀物製粉の集落として古い歴史があります。
エディンバラに着いたら、新市街から探索を開始。新市街は徒歩で回れるコンパクトなエリア。エディンバラ ウェーバリー駅からすぐです。8 月には有名なエディンバラ国際フェスティバルが開催されます。音楽や演劇、喜劇などの公演が行われ、エディンバラの街が最高潮の盛り上がりを見せます。