マヨール広場 ツアーとアクティビティ

現在のマヨール広場 (プラサ マヨール)は大道芸人やストリート アーティストが集まり、玉石で舗装された庭を取り巻くようにしておしゃれなレストランやブティック、バー、カフェなど、たくさんの店が並んでいます。16 世紀まではカオス状態の市場でしたが、フェリペ 2 世が公の広場として整備させたことで、秩序がもたらされました。広場の建築は建築士フアン・ゴメス・デ・モーラの監督下で進められ、1619 年に完成しましたが、過去 3 度まで火災に見舞われ、最後の改装は 1970 年に行われました。 気品のただよう広場の建築美を愛でつつ歩き、広場の雰囲気を全身で味わってみてください。マドリード市内で最高の不動産価格が付く近隣住宅も景観が優れていますが、広場を囲むカサ デ ラ パナデリアは彩色を施されたファサードが何とも見事です。この建物にパン屋の同業組合本部が置かれていたのは昔の話で、今は観光インフォメーション センターが設置されています。広場の中ほどに立つフェリペ 3 世の騎馬像はジャンボローニャとピエトロ・タッカの作で、1616 年に別の場所で建立されましたが、19 世紀の改築時にこの広場に移設されました。制作した本人が売るアート作品、大道芸人やミュージシャンの路上パフォーマンスもここの楽しみです。この広場では今でも華やかな儀式や祭事によく利用されているため、滞在中に特別な行事が予定されていないか、イベント ガイドをチェックしてください。ブティックをのぞいたり、コーヒーと一緒に軽いものをつまんだりしながら、歩道を散策しましょう。たまに値段が高めに設定されていることがありますが、広場の周りには何軒かレストランやカフェが並んでいます。9 つある出入り口の 1 つを選んで近辺に広がるロス アストゥリアス地区を観光していってください。マヨール広場は市の中心にあるため、市庁舎や王宮など、ほかの観光スポットからも行きやすく、最寄りの地下鉄駅はオペラ駅とプエルタ デル ソル駅です。24 時間いつでも楽しめる広場で、深夜まで営業しているレストランがたくさんあります。