古い村と豊かな自然に恵まれたイースト サセックスは、ロンドンからの日帰り旅行にぴったりの場所です。ただし見どころが多いので、一日では足りないかもしれません。趣きがある石畳の道を歩き、気持ちのよい海辺の町でのんびり過ごし、ハイキングで気分をリフレッシュしてください。
ちょっとした気分転換に、ライに向かいましょう。ここは今から 100 年以上前に海水が引いて海岸線の位置が変わるまでは、重要な港町でした。石畳の通りや古い木造の建物が残る、すてきな町です。観光案内所でオーディオ ガイドを借りて、聞きながら町を散策するもよし、気の向くままに面白そうな通りを歩いたり、アンティークショップを覗くもよし。
イーストボーンには、5.6 km (3.5 マイル) に及ぶ海岸エリアがあり、ヤシの木が立ち並んでいます。市の近代美術館であるタウナー美術館は、イングランド南東部随一の展示スペースを誇ります。ぜひ足を運んでください。見応えのある現代美術展や、膨大な数の収蔵コレクションから特定のテーマで選んだ作品の展覧を行っています。
この町はまた、ウィンチェスターまで続く 160 km (100 マイル) もの長大な遊歩道、サウス ダウンズ ウェイの出発点かつ終着点でもあります。サウス ダウンズ国立公園内のこのトレイルは、森を抜け、石灰岩の崖の横を通り、ゆるやかに流れる川を渡り、古城やイギリスらしい小さな村の側を通って続いています。トレイルにはところどころに標識があり、それを頼りに歩く人もいれば、自転車やバイクで行く人もいます。有名なセブン シスターズとビーチー ヘッドは、必見。いずれも真っ白な崖と、その向こうに広がる緑の草原、眼下の青い海が目を見張るようなコントラストを見せています。
1066年にヘイスティングスの戦いの戦場となった、バトルの町にもお立ち寄りください。歴史的に意義深いこの戦いは、現在バトル修道院がある場所で起きました。修道院の祭壇がある位置は、ハロルド王が槍に当たって目を負傷した場所だと伝えられています。この戦いについてもっと深く知りたい方は、オーディオ ツアーを利用するとともに、観光案内所で上映している映画をご覧ください。
イースト エセックスへは、ロンドンのヴィクトリア コーチ ステーションからナショナル エクスプレスの長距離バスを利用して行くことができます。最寄空港はウエスト サセックスのロンドン ガトウィック空港です。鉄道で行くことも可能です。