街の中心地に位置するバーミンガム博物館 & 美術館は、ラファエル前派の絵画の世界最大のコレクションをはじめ、さまざまな時代の重要な遺物を所蔵する優れた施設です。

バーミンガム博物館 & 美術館 (BMAG) では、ラファエル前派の世界最大コレクションを鑑賞し、バーミンガムの歴史と人々について学び、古代文明の遺物を見ることができます。1885 年にオープンし、現在は 40 のギャラリーで美術、社会史、考古学、民俗学、金属細工、陶器を取り上げています。芸術愛好家に特に人気があるのは、14 ～ 21 世紀の絵画を集めたギャラリーです。中でも、2000 点以上の美術品や装飾品を含む、ラファエル前派のコレクションは必見です。フォード・マックス・ブラウンの『イギリスの見納め』やウィリアム・ホルマン・ハントの『神殿での救世主の発見』など、どれも一度は見ておきたい名作ばかりです。有名なイギリス人芸術家、エドワード・バーン = ジョーンズの作品を集めたギャラリーも見逃さないようにしましょう。古代遺物コレクションでは、古代のインドや中央アジアからエジプトやローマまで、さまざまな古代文明の遺物を見ることができます。ここの目玉は、鉄道技師によって北インドで発見された『スルタンガンジブッダ』と呼ばれる、西暦 500 ～ 700 年頃の仏陀の銅像です。他にも、アフリカ部族の仮面や南米の小さな彫像が集められた民俗学のギャラリーや、産業革命とバーミンガムの街の歴史について学べる「人と歴史」展も興味深いので、じっくりとご覧ください。特別展や鑑賞ツアー、学芸員によるトークイベントも開催されます。スケジュールなどの詳細は BMAG の公式ホームページをご覧ください。毎週木曜日、土曜日、日曜日には少額の料金で楽しめるツアーが催行されています。ご家族連れの方は、アートトレイルや週末のアートクラブなど、家族そろって楽しめるアクティビティにご参加ください。昔の衣裳を着たり、アルバート・アインシュタインの会話を聞いたりするアクティビティなど、お子様にも喜んでもらえるプログラムが用意されています。バーミンガム博物館 & 美術館 (BMAG) は、バーミンガム市街地の中心地に位置します。シンフォニーホールやジュエリークォーターなどの街の主要な名所まで歩いてすぐです。BMAG の敷地内に駐車場はありませんが、有料の駐車場とメーター制の路上駐車スペースが近くにあります。電車の場合は最寄りのニューストリート駅で、バスの場合は近くのビクトリア公園で降りてください。BMAG は、所定の祝日をのぞいて毎日営業しています。正確な営業時間は、BMAG のホームページをご覧ください。