タンパ美術館 ツアーとアクティビティ

タンパ美術館はパッと人目を引く長方形のビルで、表面はせん孔処理を施し、プログラム可能な LED ライトを埋め込んだアルミ板で覆われています。日中、ファサードは雲や日光を映し、夜は光のインスタレーションが繰り広げられるキャンバスとなります。この美術館が設立されたのは 1979 年ですが、2010 年にカーティス ヒクソン ウォーターフロント パーク北側にある現在の場所に移設されました。美術館の中心である 2 階の 8 つの展示室にまっすぐ向かいましょう。1,300 ㎡ (14,000 平方フィート) の展示スペースに、常設展コレクションと変化に富んだ特別展の内容が陳列されています。 ギリシャとローマの古典的彫塑 (ちょうそ)、陶芸作品のコレクションは実に膨大で、長時間じっくり楽しめます。紀元前 600 年～紀元前 300 年頃のギリシャの彩色陶芸に重点が置かれています。 もう 1 つの目玉は写真コレクションで、2 部構成に分かれています。1 つめは古代遺跡やヨーロッパの博物館に収められた遺物を写した 19 世紀の写真。もう 1 つは 1970 年代以降の一般的題材の作品です。1 階には美術館に併設された売店、カフェ、講義室などがあります。散策しようと屋外に出ると、広い彫塑像のテラスがあり、移動展など見ることができます。時期によっては何も展示されていない場合もありますが、その場合もヒルズボロ川の美しい景色を眺めてリラックスできる名所です。幼いお子様連れには、毎週土曜日、予約なしで楽しめるアート プログラム「アート スポット」がおすすめ。子どもたちが絵具、線画、素描、彫塑に取り組める機会が用意されています。スケジュールは美術館のホームページで確認しましょう。タンパ美術館はヒルズボロ川のほとり、タンパのダウンタウン内にあります。気軽に行ける公共交通サービスが整備されているほか、近くのウィリアム・ポー ガレージには有料駐車場もあります。この美術館は、感謝祭の日 (11 月の第 4 木曜日) とクリスマス (12 月 25 日) 以外、年中無休です。