大竹市は、広島県の南西部にある市で、山口県との境にあります。昭和初期から戦中にかけては、海軍の重要拠点として機能していました。戦後は企業誘致が進められ、日本で最初の石油化学コンビナートが形成されています。
大竹市で近年注目を集めているのが、工場夜景。コンビナートのなかを公道が通っているため、一般の人も間近で工場を見学できるのが魅力です。その迫力ある姿を一目見ようと、大竹港周辺には多くの人が集まります。
自然を満喫したい方は、弥栄峡を訪れてみてはいかがでしょうか。広島県の名勝に指定されている峡谷で、渓流にある「屏風岩」や「重ね岩」といった珍しい形の岩が見どころとなっています。周囲には水遊びのできる川真珠貝広場があるほか、キャンプ場も整備されており、アウトドアに最適です。
お土産には、ぜひ和紙のグッズを買って帰りましょう。小瀬川の清流に恵まれた大竹市には、江戸時代から手すき和紙の技術が伝わっています。大竹駅前商店街にある大竹和紙工房では、オリジナルグッズを購入できるほか、夏休みには工作教室にも参加可能です。
大竹市で宿泊する際には、隣接する山口県岩国市や、交通の便にすぐれた広島市の宿がおすすめです。ぜひエクスペディアで、ホテル情報をチェックしてみてくださいね。