予園商城の複雑に入り組んだ狭い路地を歩くと、鮮やかな色や音が次々に飛び込んできます。露店がごちゃごちゃと並び、伝統的な中国建築の建物から飛び出すように、土産物や手工芸品、雑貨などを店先に並べています。派手に飾り立てたものから変わった品物まで、売り物を見ながら路地を歩けば、辺りの喧騒に気持ちが高揚してくることでしょう。途中で有名な茶館に立ち寄ったり、寺院で一息つくのもおすすめ。予園は植物が美しく配置された庭園。この地区の興味深い歴史についても学びましょう。
このエリアを取り囲む城壁は、15 世紀に作られました。かつて北京が外国人地区に分割された際、この地が中国人居留地となりました。予園は伝統的な中国文化を残すために残されたのです。古き良き上海が残る路地を歩き、芸術品や手工芸品を探しましょう。骨董品や、絹の扇、貝や竹でできた品物などはいかがでしょうか。精密な絵画も買うことができます。
いいにおいに釣られて行くと、上海名産の屋台料理に出会えます。小籠包や野菜まん、鶏肉のスープなどがおすすめです。湖心亭では、繊細なお茶の香りと伝統的な茶芸が楽しめます。静かな時間を過ごすには、上海城隍廟もおすすめのスポットです。
時間を取って予園にも行ってみましょう。16 世紀に開設されたこの静かな庭園は、上海を代表する名所の一つです。庭園には、ラカンマキ、ヤナギ、メタセコイア、イチョウなどが美しく植えられています。春と夏には、桜やモクレンのふくよかな香りが漂います。
狭い路地がひしめき合う予園商城にアクセスするには、旧市街までタクシーを利用しましょう。週末には非常に混み合うので、予園商城や庭園、小籠包の店などを回るには十分な時間を確保しておくことをおすすめします。予園商城は入場無料。庭園には入場料が必要です。予園商城は毎日夜遅くまで営業しています。