チェスター大学は、市内でも大変景色の美しい運河の河岸に位置する、歴史あるカレッジです。1839 年に、小規模な教員の養成施設として設立されました。その後多くの学部が開設され、現在では 6 つのキャンパスを有する大規模な大学となっています。チェスター市壁から北に進んでパークゲート ロードのキャンパスを探訪し、ビクトリア様式の荘厳な建物を見上げてみましょう。
オールド カレッジ ビルは 1842 年にさかのぼる建物で、開校一期生によって建てられた礼拝堂が入っています。学生たちが石材を穿つのを手伝い、ステンドグラスの窓を造ったのです。風格のあるデザインで、高いアーチのある鐘楼と尖塔を備えています。瀟洒なビクトリア様式の長屋は、現在は学生寮として使用されています。
定期的に行われるキャンパス ツアーに参加するのもおすすめ。創立から現在に至るまでの大学の伝統と軌跡に触れてみましょう。学生組合のモダンな建物には、ショップやバーも併設されています。
ビンクス ビルディングでは、最新式のレクチャー シアターやセミナー ルームを見学。シーボーン図書館で大型本に目を通し、大学の書店で本を購入することもできます。食事はホワイツ ダイニング ルームへどうぞ。大学の学生やスタッフはもちろん、訪問者も利用可能な食堂です。
キャンパスのすぐ外にあるオールド ヴィカレッジには、同大学の英語学科が入っています。学期中に訪れて活気に満ちたキャンパスの雰囲気を満喫するも良し、休暇の時期に静かな大学の敷地内を散策するも良し。
キャンパスツアーは無料です。
チェスター大学の建物は町中に点在していますが、主要なキャンパスは市内中心から北側に集中しています。チェスター運河がディー川と交差する地点から、運河沿いに北上すると大学に着きます。チェスター鉄道駅から北西に歩いて約 1.6 km の距離です。この他、隣町のウォリントンにも有名なもう 1 つのキャンパスがあります。