マナティ観察センター ツアーとアクティビティ

マナティ観察センター 及び 大勢の人々
この見学センターは入場無料の野生生物保護施設で、多数のマナティが集まり、産業用発電所が排出する温水の中で暮らしています。

野生の環境でフロリダのマナティを観察する、面白くてためになる旅行に家族で出掛けましょう。マナティ見学センターは、アポロ ビーチのビッグ ベンド発電所にあります。 石炭を燃やす産業用火力発電所と自然体験とは一見そぐわない印象を受けますが、マナティは発電所の運河に排出される水のぬくもりに引かれて自然に集まってきます。タンパ湾から引き込んだ低温の海水は、プラントの冷却に使用され、排出時には暖かく清潔な温水となっています。この大型海洋ほ乳動物は、水温が 20 °C 以下になると生存できません。冬になり、タンパ湾の水温が下がると、マナティたちは安全なビッグ ベンドに避難してくるのです。ここで越冬しようとするマナティが最初にまとまった数で発見されたのは 1986 年のことでした。マナティを見ようと多数の見物人が押し寄せたため、発電所の所有者は見学センターの開設に踏み切りました。運河の端に設けられた観察デッキや展望台に立って、この温血ほ乳動物が巨大な煙突を立てた工場のすぐそばで泳ぎ、戯れる様子をご覧ください。写真を撮りやすいのは、マナティが鼻こうから空気を吸い込もうと水面に浮上してくる瞬間です。3 ~ 5 分に 1 回は呼吸のために水面に顔を出すため、それほど待たずに間近から顔面の写真を撮ることができます。この保護施設の公式 Web サイトが公開している Web カメラで映像を事前に確認し、マナティがいるかどうかを確認してからお出掛けください。 チョウの庭園を散策し、「タイダル ウォーク」(潮が引いた浜の散策、の意味) をたどりましょう。短距離の自由散策型自然歩道で、周囲には野生の花々が咲き、カッショクペリカン、ウ、アオサギ、アカエイなどの野生生物を見かけることもあります。マナティ見学センターは、11 月~ 4 月の期間、毎日見学者を受け入れています。現地にはマナティに関する体験型展示を設置したビジター センター、トイレ、カフェ、無料駐車場があります。

人気の観光スポット


マナティ観察センターのおすすめホテル