ソルトレイク公立図書館本館は地元の人々が誇る建築の最高傑作です。高名な建築家 Moshe Safdie によって設計され、2003年にオープンしました。広大な図書館の総面積は2万2千300㎡(24万スクエアフィート)にもなります。近代的な6階建ての図書館の廊下の壁はガラス張りで、ビジターは書籍でいっぱいの各フロアを見学できます。読書好きな人は、ここに所蔵されている50万冊以上の書籍から、探しているものを必ず見つけることができるでしょう。ワサッチ山脈と町の雄大な景色を眺めながら、明るい「アーバンルーム」に腰をおろして小説や実用書を読むのはいかがですか。上層階には識字能力と言語学のセクションや新聞、雑誌セクションがあります。
あなたが建築に詳しくなくても、読書家でなくても、この図書館は見学するだけで十分楽しむことができます。屋上庭園や螺旋形の暖炉のある館内は、ところどころに絵画や彫刻が展示されています。暖炉は4つの階にあり、遠くから眺めるとまるで建物の中心に1本の火の柱が立っているように見えます。 子供専用ライブラリは下層階にあります。自然光をふんだんに取り入れた部屋は児童用の図書とゲーム類でいっぱいです。雨の日は家族連れで賑わいます。さらに、「カンティーナ」とよばれる十代の若者専用のコーナーもあります。 「おばあちゃんの屋根裏部屋」には丸木の梁とぬいぐるみがあり、物静かな部屋の片隅で読書が楽しめます。「水晶の洞窟」では壁を伝って滝が流れています。 2階のカフェでドリンクと軽食はいかがですか。そのとなりの「閲覧ライブラリ」にあるのは、最も多く読まれている本と雑誌です。ソルトレイク公立図書館本館では、年間を通して定期的にイベントが行われています。著者の講話、ワークショップ、写真とアート展示、教育プログラムなどに参加してみてください。イベントスケジュールは図書館のウェブサイトで見られます。 ソルトレイク公立図書館本館は市の中心にあり、入館は無料です。図書館は年中無休。平日の夜もオープンしています。地下の駐車場は、はじめの30分間が無料。その後、30分ごとに少額の駐車料金がかかります。