ソルト レイク シティのライオン ハウスは、ユタ州の初代知事、ブリガム ヤングが家族と住んでいた邸宅。1856 年に建てられたもので、現在も当時の姿が丁寧な修復によって保たれています。通りから建物を見てみましょう。正面入口を見ると大きなライオンの像が目に入ります。現在、この家にはレストランが入っています。そして、各部屋はイベント会場として使用されています。
末日聖徒 (モルモン教徒) に「神のライオン」として知られるブリガム ヤングは、1847 ~ 1877 年の間、モルモン教会の大管長を務めました。ライオン ハウスは、大管長の大家族が住む邸宅として 1850 年代に完成。出入り口の上にあるライオンの像と、3 階建ての各階に並ぶ、緑の鎧戸付きの左右対称の窓が目を引きます。
数段の階段を登り、建物の中へ。そこにはライオン ハウス パントリーというレストランがあります。どことなく開拓時代の雰囲気が漂う豪華なレストラン。席に座り、本物の 19 世紀の室内装飾を楽しみましょう。また、店の接客にも西部の伝統的なもてなしの心を感じることでしょう。レストランにも、隣接する応接間にも、素敵なアンティークの家具が。焼きたてのパイやパン、デザートが並んでいるのはライオン ハウス ベーカリー。どれも美味しそうで迷ってしまいます。また、ライオン ハウスには他にも素晴らしい施設や庭園があり、セミナーや接待、宴会用に借りることができます。
ライオン ハウスはテンプル スクエアの南東の角にあります。テンプル スクエアには他にも、ソルト レイク寺院や教会歴史博物館、家族歴史図書館、ビーハイブ ハウス、カンファレンス センター、アセンブリー ホール、タバナクルなど、たくさんの歴史的建築物があります。ライオン ハウスは、ライオン ハウス パントリーの利用客は無料で入場可能。レストランは月~土曜日営業。日曜日は休みです。