パンテオン

「パンテオン」という言葉は「あらゆる神を祭った神殿」という意味。歴史と技術が融合した、古代ローマの名建造物です。

世界的に有名な建造物が数多く残されたこの街に、ローマ帝国の権力と野望を象徴するモニュメントの 1 つとして、この神殿パンテオンは 2000 年の時を経た今も残っています。

最初は、紀元前 1 世紀にマルクス・アグリッパ将軍によって建てられましたが、現在見ることのできるパンテオンは、紀元 126 年にローマ皇帝ハドリアヌスによって再建されたものです。それでも、その正面には、この建物を最初に建てたアグリッパに敬意を表して、「ルキウスの息子マルクス・アグリッパが 3 期目のコンスル (執政官) 在任中に建造」と記されています。

パンテオンで特に名高い玄関部分は、巨大な花崗岩のコリント式円柱が立ち並んで三角屋根を支えています。鉄筋を使わないコンクリート ドーム (丸屋根) としては、世界最大のドームが付いたロタンダ (円形建物) です。パンテオンのドームの直径は約 43 m (142 フィート)。これは、幾何学模様の大理石の床からドーム頂上までの高さと同じです。ドームの天井ばかりに目が行きがちですが、ちょっと視線を落として、ローマ時代から変わらない床も見てはいかがでしょう。

元々は、古代ローマの神々を祭る神殿として建てられましたが、7 世紀の初め頃からキリスト教の教会として使われるようになりました。キリスト教の教会に変わったことは、建物の内装に影響をもたらしました。多くのルネサンスの傑作が曲面の壁を飾り、(イタリア王国の国王ウンベルト 1 世や、かの有名な芸術家ラファエロといった) 重要人物の墓が収められているパンテオン。ローマ神話とキリスト教が美しく融合した空間がここにあります。

毎年、何百万人もの観光客が、この広壮なモニュメントを訪れ、この建物があるロトンダ広場に連日長い列を作ります。長い行列ができていても、ぜひパンテオンはお見逃しなく。

パンテオンは、ローマの中心部にあり、年中無休です。この付近の道路は狭くてバスが入れないため、パンテオンへはタクシーか徒歩で行くのがおすすめ。少し歩けば、バス停もあります。


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