禅宗の静かな境内で、歴史と芸術を満喫してみませんか ? 建仁寺は、京都で最古の禅寺のひとつと言われています。
最上位の禅寺である京都五山に選ばれ、もっとも重要な寺院として崇められています。堂々とした重厚な建築物からは、国内 70 か所の寺院の最上位としての威厳を感じることができるでしょう。歴史のある芸術作品と美しい禅寺の庭園を求めて、多くの観光客が訪れます。
まずは、本尊が安置されている法堂をご覧ください。片流れ屋根の建物内部には、仏像や位の高い僧侶の像が安置されています。数々の芸術作品を見ることができますが、中でも屏風に描かれた風神雷神図は必見。2002 年に創建 800 年を記念して描かれた双竜の絵にも目を奪われることでしょう。
潮音庭の美しい苔の庭園で、落ち着いた雰囲気を楽しむのもおすすめ。青々としたもみじの下、独特な手法で配置された三尊石という石を眺めながら、瞑想にふけるのも良いでしょう。万物を表現した「まるさんかくしかく乃庭」も必見。1587 年建築の茶室もぜひご覧ください。
1202 年に臨済宗の拠点として建立された建仁寺。京都でもっとも古い禅寺と言われています。日本に禅宗を広めた僧侶がこの寺に安置されています。何世紀にも渡って、幾度となく火災による被害を受けましたが、何度も再建されました。
見学には拝観料がかかります。祇園地区の南、四条通りと五条通りの間に位置します。祇園四条駅から歩いて数分でアクセス可能。京都の北東、東山区にある祇園四条駅までは、京阪本線をご利用ください。