セントピーターズバーグの中心部にあり、緑あふれる歴史的なオアシスです。つるに覆われた壁の向こう側には、熱帯植物、カラフルな花壇、蛇行する遊歩道、美しい池、滝などが広がっています。

晴天の多いセントピーターズバーグには緑のスペースが多くありますが、隠れ家のようなサンケンガーデンズのくつろぎの空間は本当に特別で、職人の高い技術を示すものでもあります。都市にあるありきたりの公園ではありません。500,000 以上の熱帯植物と花々に埋め尽くされたこのエキゾチックなアトラクションは、つるに覆われた壁の向こうにあり、まるで隠された秘密の庭園のようです。サンケンガーデンズは、1900 年代にジョージ・ターナーという配管工によって作られ、現在は市が管理しています。ターナーは湖を排水し、その後の肥沃な土地に、種を植えました。そして庭園が大きくなると、その造園の腕前を鑑賞しに訪れる来園者から入園料を取るようになりました。それからは後世代が跡を継ぎ、植物園としてこの庭園を存続させてきました。庭園内を進む際は、どこに注目したらよいか迷うほどです。ラン、ピンクのブーゲンビリア、ダイオウヤシ、果樹、サボテンなどをはじめとする、多様な植物で溢れています。表示に従って遊歩道を進み、1.6 ヘクタール (4 エーカー) の敷地を散策しましょう。日本庭園や、チョウが飛び交うセクションなど、テーマに沿った庭園の数々が見られます。池では様々な魚の姿も見られ、飛び回るトンボや、滝、噴水なども目に留まります。チリーフラミンゴは庭園内でも人気の高い住人で、カラフルな写真にぴったりの美しい被写体になってくれますので、カメラの用意をお忘れなく。子どもの入園料は半額ということもあり、サンケンガーデンズは家族で訪れるのに絶好のスポットです。近くには、グレートエクスプロレーションズ子供博物館もありますので、1 度に両方を訪れるように計画すると良いでしょう。手入れの行き届いた庭園では歩き回る際に制約もありますが、庭園のあとで博物館に向かえば、子どもたちは体験型の展示をもれなく試し、自由に走り回ることができます。サンケンガーデンズでは、様々なイベントも行われており、ヨガクラスは毎日開催されています。フラフープを使ったダンスに挑戦したり、盆栽の手入れなどの園芸プログラムや、写真撮影のワークショップなどに参加したりしてみましょう。内容の詳細や参加費については、サンケンガーデンズの公式ウェブサイトをご覧ください。サンケンガーデンズは、セントピーターズバーグのダウンタウンのすぐ北にあります。日曜日の午前中以外は毎日開園しており、駐車場は無料です。ピクニック用に飲食物を持ち込むことができますが、喫煙は指定されたエリアでのみ可能となっています。