ムニチピオ広場 ツアーとアクティビティ

ナポリの曲がりくねった道を港に向かって進んでみてください。ほどなくヨーロッパ最大の広場のひとつである中央市庁舎広場に行き着き、 南にある、迫力あふれる新宮殿 (アンジュー家の城) の外観に目を吸い寄せられます。中世から伝わるこの城は、壁面から張り出した小塔と巨大な柱状形の塔を両側に持ち、極めて印象的です。アンジュー家のシャルルに建造され、続く指導者たちに増築を繰り返された結果、この城は 700 年以上も広場を見下ろしてきました。正面入り口はアルフォンソ凱旋門と両脇の 2 つの塔で実に印象深く構成されていますが、凱旋門の繊細な細部もじっくりと眺める価値があります。15 世紀中葉、アルフォンソ王がこの街を征服した後に築かれました。アルフォンソ王による統治の様子がレリーフで表現されています。ロマネスク様式のアーチと聖ミケーレの彫像は、ナポリで見られるルネサンス作品の最高峰に属します。パラティーノ礼拝堂の外からバラ窓を探してみてください。このバラ窓は建設当初から使用されており、当時の名残として現代に伝わるわずかな部分の 1 つで、1456 年の地震の後、注意深く復元されました。印象的な建物は、広場のほかの部分にもたくさんあります。広場の北の隅にあるテアトロ メルカダンテ (商人劇場) は、18 世紀後半からパフォーマンスを披露してきた劇場で、第二次世界大戦中に爆破された後、改修工事が施されました。 夏期は野外ミュージカルや野外演劇のパフォーマンスが披露され、寒さの厳しい冬期は広場が野外アイスリンクとして活躍し、周囲の空の風景を眺めながらスケートを楽しめます。 たくさんのカフェ、レストラン、食べ物の屋台などが広場中に広がっているので、腰を掛けて、ナポリならではのナポリ ピザや伝統的なイタリア コーヒーを味わいましょう。市庁舎広場は港近くにあり、一年中開いています。広場内にタクシー乗り場があるほか、近くにはバス停もあります。