ルナ パーク バケーション

ルナ パークは、ただの遊園地ではなく文化施設です。1912 年にメルボルンの郊外セント キルダのポート フィリップ湾のほとりに建てられ、オープン以来、まばゆい光と陽気なサイドショー、胸がわくわくするような乗り物で多くの人を引き付けてきました。 また、長い間メルボルンの歴史に翻弄されてきました。第一次世界大戦が始まると大部分は閉鎖され、1923 年に見事に復活を果たしますが、第二次世界大戦中は、閉鎖は免れたものの、爆撃の標的になる恐れがあるからと夜になると明るい照明は落とされていました。また、1980 年代には象徴的なローラー コースターの 1 つ、ビッグ ディッパーを火災で失ってしまいます。 このような苦難を乗り越え、ルナ パークは今も、メルボルンの娯楽と素朴な楽しみを愛する気持ちを証明する存在であり続けています。今のルナ パークには文化遺産に指定されているアトラクションと、モダンでスリル満点の乗り物が混在しています。 中でも世界最古の現役ローラー コースター、グレート シニック レールウェイは外せません。ルナ パークをぐるりと 1 周囲むレールの上を、ポート フィリップ湾や周辺エリアを眺めながら疾走します。現代的でハイテクな乗り物でおすすめなのは、頭がグラグラして心臓がドキドキするファラオズ カースやGフォースです。激しい乗り物が苦手な方やお子さまには、ゆっくり周るメリーゴーランドや観覧車がおすすめです。ルナ パークはバスと路面電車で簡単に行くことができます。メルボルンの市街地からは、ルナ パークの目の前に止まる路面電車が 2 種類走っています。周辺エリアには路上パーキング メーターがいくつもあります。入園は無料ですが、乗り物やサイドショーは有料です。好きなだけ乗り物に乗れる一日券も販売しています。ルナ パークの営業日は週末、学校の休み、祝日です。開園時間や営業日は月によって異なるため、事前にホーム ページでご確認ください。園内では軽食の販売もありますし、お弁当を持ち込むこともできます。貸しロッカーもあります。