レセディ文化村は、岩だらけの高原と風光明媚な森林に囲まれた充実した施設。アフリカの部族に伝わる温かいおもてなしを感じながら、伝統的な日々の暮らしや習慣を知ることができます。音楽の演奏やダンスを鑑賞したら、伝統的なアフリカ式のビュッフェを楽しみましょう。
この文化村では、ソト、ンデベレ、ペディ、コーサ、ズールーの 5 つ部族の暮らしを紹介しています。南アフリカ人の起源を説明するマルチメディア展示を見れば、デスモンド ツツがこの国を虹の国と名付けた理由がわかるでしょう。村人に扮した知識の豊富なスタッフと一緒に、各部族の住居に行ってみましょう。太鼓演奏、やり投げ、棒を使った武術のデモンストレーションも見られます。
西アフリカのマリンバ奏者の演奏も見応えあり。マリンバは、木琴に似た木製の鍵盤打楽器です。南アフリカのクワズール ナタール州に伝わるズールー族の民族音楽、マスカンディにも耳を傾けてみましょう。インゴマ ボマ ダンスホールでは、各民族のリズミカルな太鼓とダンスのパフォーマンスを鑑賞。ペディ族の女性によるお尻を振りながら踊る雨乞いのダンスや、ステージ上で大きく旋回するズールー族のダンスに目を奪われることでしょう。
訪れるタイミングによっては、バラエティ豊かな食事を体験できるかもしれません。たとえば、焼いたワニやダチョウ、イボイノシシの肉をビュッフェ形式で食べるニャマ チョマというアフリカ特有の料理をお試しあれ。また、床に足を組んで座って食べる北アフリカの食事も体験できます。シェビーンという、もともとは無許可で酒類を提供していた居酒屋で、村人たちとおしゃべりするのも楽しそうです。
5 つの居住地にある豪華な小屋で宿泊することもできます。朝は、マスカンディ ギターやスカッシュ ボックスなどの伝統的な民族楽器の音でさわやかに目覚めます。
レセディ文化村は、南アフリカのハウテン州の北西に位置し、プレトリアから車で 35 分の場所にあります。ヨハネスブルグからは車で約 50 分。レンタカーならアクセスも便利で、風景の美しいハルトビースポアルト ダムなど近隣の名所にも訪れることができます。レセディ文化村では、ヨハネスブルグ内のホテルと村を結ぶシャトル サービスも提供しています。
文化村内のツアーの所要時間は約 3 時間。1 日に 2 つのプログラムがあります。入場料やツアー スケジュールについては、文化村の公式ウェブサイトをご確認ください。