17 世紀の美しい邸宅があり、カナリア諸島らしい雰囲気に包まれた、知る人ぞ知る町の魅力を堪能しましょう。
ラ オロタバにはテネリフェ屈指の保存状態の良さを誇る旧市街があります。見どころが凝縮された町を散策しながら、かわいらしい広場や木製バルコニーなど、カナリア諸島の伝統的な建築様式を至るところで目にすることができます。
周辺に緑豊かな渓谷があるラ オロタバは、スペイン統治後の 16 世紀に栗、ブドウ、バナナなどの栽培により発展しました。この時期に富を得た人々が築いた美しい豪邸や教会は、現在も残っています。
カナリア諸島の伝統的な建築様式を取り入れたドーセ カサス (12 の住宅) は必見。1692 年築のカーサ デ ロス バルコーネスは、複雑な彫刻が施されたバルコニーが見どころです。
近隣には、バロック様式の美しいコンセプシオン教会があります。16 世紀に建てられ、200 年後に改築されたこの教会は、中南米の建物からインスピレーションを得たデザインが特徴的です。24 m の鐘楼や教会内に安置された木像を見学しましょう。
3,000 種以上の植物が生息する植物園イフエラ デル ボタニコも訪れておきたいスポット。園内を散策しながら、オーストラリアン コニファー、インディアン チェスナッツ、ドラセナを観賞することができます。
17 世紀の女子修道院を利用した博物館ムゼオ デ アルテサニア イベロアメリカーナにも足を運んでみましょう。陶磁器、テキスタイル、手工芸品など、スペインや中南米の民芸品が展示されています。ペルーやニカラグアの楽器は必見です。
博物館に隣接するサント ドミンゴ教会は、バロック様式の尖塔が一際目を引きます。教会内では、ムデハル様式の天井と精巧な絵画をお見逃しなく。
テネリフェ北部に位置するラ オロタバ。近隣のプエルト デ ラ クルスとを結ぶバスが定期的に運行されています。