グリーンフィールド ビレッジを歩けば、生きた博物館に迷い込んだような印象深い体験が待っています。32.3 ヘクタール (80 エーカー) の村を舞台にして、3 世紀にわたる歴史が目の前で展開されます。本物の歴史的建造物があり、時代ごとの衣装に身を包んだ人びとが道を歩き、通りには T 型フォードや荷馬車が走っています。グリーンフィールド ビレッジは自動車製造で有名なヘンリー フォードによって設立され、2600 万点を超える工芸品と 83 の歴史的建造物があり、7 つの区画に分けられています。
まずはワーキング ファーム区へ 19 世紀の農業革命当時の世界を見にいきましょう。家畜や耕作機械があり、土地とともに生きた当時の生活を垣間見ることができます。リバティー工芸品区では熟練した職人がその技を実演していて、何世代も受け継がれてきた技術をまのあたりにできます。
ヘンリー フォードのモデル T 区ではヘンリー フォードの足跡がたどれます。フォードの生まれ育った家が移築されていて、フォードが通った学校のレプリカもあります。エジソン アット ワーク区では 20 世紀の偉大な発明家の仕事を振り返りましょう。エジソンが世界で初めての電球を作り、ほかにも 20 世紀を代表する数々の発明をした有名なメンロ パークがあります。ポーチ & パーラー区には 17 世紀から 20 世紀にかけての家屋や当時の環境が再現されています。ロバート フロスト、ノア ウェブスター、トーマス エジソンらの家があります。
メイン ストリートを歩いたり、ビンテージモデルの T 型フォードに乗ったりしましょう。ワイザー鉄道も走っています。エイブラハム リンカーンが弁護士をしたローガン郡裁判所も見学できます。自家製の薫製肉やリンゴとクランベリーのパンダウディといった 1800 年代そのままのアメリカ家庭料理を試してみるのもよいでしょう。
1800 年代初期そのままに手作りされる陶器の水差しやガラス製品といったお土産は、入口近くのビレッジ ストアやリバティー工芸品区にあるリバティー工芸品店で手に入ります。
グリーンフィールド ビレッジはヘンリーフォード博物館の一部で、ミシガン州ディアボーンにあります。デトロイト 中心部から車で西に 20 分の距離です。ヘンリーフォード博物館の別の施設を利用するかどうかで入場料は変わります。開館時間は夏と冬で異なります。有料駐車場があります。