ガブリオラ島は近代的な大都会バンクーバーのすぐ対岸にあり、手軽に訪れることができます。生い茂る杉林や、海に侵食された砂岩の海岸線を探検してみましょう。荘厳な大自然のほかにも、島内には劇場や博物館、レストランなどのおすすめスポットが多々あります。
まずはガブリオラ博物館で島の概要を把握しましょう。島の航海史のディスプレイのほか、地元の芸術作品の展示、屋外展示など充実した内容です。ペトログリフ パークでは、先住民ファースト ネーションたちのシンボルが刻まれた岸壁を見学し、その神秘に触れることもできます。
この小さな島では、活気あるアート & カルチャー シーンが息づいています。ロクシー ラウンジ アンド カルチャー クラブやガブリオラ シアター センターでは往年の名作映画を鑑賞したりゲームに興じたりするのも良いでしょう。8 月には、ガブリオラ シアター フェスティバルが開催されます。
ここでは、何日も滞在して自然探検を楽しみましょう。島で屈指の必見スポットは、マラスピーナ ギャラリー。潮の侵食により形成された自然の回廊で、砂岩の波打つ形状が圧倒的な景観を生んでいます。
この機会にアウトドア スポーツにもトライ ! カヤックをレンタルし、バンクーバー島に向かい漕ぎ出しましょう。内陸地の森林や丘をサイクリングで完走するのも最高です。
このエリアでは、海と陸、両方の野生動物を観察することができます。バンクーバー島周囲の海には、アザラシ、カワウソ、クジラたちが棲んでいるほか、ホエールボーンでは、セイリッシュ海のビーチの上を悠々とワシたちが飛び回っています。
ガブリオラ島へは、ナナイモ ハーバーからフェリーを利用しましょう。所要時間は約 25 分。ガブリオラの町のすぐ外にある港に到着します。また、バンクーバーから運航している水上飛行機でアクセスすることもできます。島に着いたら、レンタサイクルで島内を回りましょう。ガーティという愛称で呼ばれているコミュニティバスも便利です。
ガブリオラ島へは、海水が穏やかになる夏に訪れましょう。7 月と 8 月が最も気候の良い時期で、観光のピークとなります。春もまた、野生動物を観察するのにおすすめの季節。秋には地元で採れる新鮮な食材の収穫祭を楽しむことができます。