1970 年開催の万博会場が、今では広々とした記念公園に。多数の博物館と美しい庭園を散策しよう !
大阪の万博記念公園は、市内の文化施設と手入れの行き届いた庭園が集まっています。見事な日本庭園の間を歩きながらスポーツ観戦をしたり、数々の展覧会やイベントを見学したり、と楽しみはつきません。
1970 年に開催された国内初の万国博覧会の跡地を整備した広大な公園で、総面積は 264 ヘクタール。園内には、市内でも屈指の絶景スポットがあちこちに点在しています。
公園の中央には、岡本太郎の代表作「太陽の塔」がそびえています。未来を表す上部の黄金の顔、現在を表す胴体の太陽の顔、過去を表す背面の黒い太陽の 3 つの顔を持つモニュメントで、万博のシンボルでした。
昭和の面影を残す自然文化園の間を散策し、森林や草原の緑に触れてリラックスしてください。芝生の上でピクニックに興じ、鯉の池や花壇を眺めて休憩するのもおすすめ。このエリアには、47 万本もの樹木が生い茂っているといいます。2 月には梅、4 月には桜が満開になり、他県からも多くの花見客が訪れています。
国立民族学博物館に立ち寄って、民族学、文化人類学を中心とした展示品を見学しましょう。日本全国はもちろん、アフリカやヨーロッパ、海洋諸国の歴史に関わる映画や写真、記録文書や民具を保存している博物館です。隣接する大阪日本民藝館では、陶磁器と染物などのコレクションが公開されています。




