上海老街は近年復元されたエリアで、その特徴は豪華な伝統的家屋にあります。西から東に向かって歩くと、明時代の標準的な建物から現代中国のデザインへと建築様式が進化していくさまがわかります。 建物の中にはヒスイの宝飾品から書道の説明書まで、あらゆる専門店が入っています。
この通りは方浜中路とも呼ばれており、東西のセクションに分かれています。東側は、清朝後期の建物をモデルにした店舗や住居が並びます。上向きのひさしや、上壁が馬の形になっているのは、この時代の建物の特徴です。
通りの西端にある建物は、明清時代の古典的な建築が取り入れられています。赤い柱、格子窓、黒い瓦、白しっくいの壁などをお楽しみください。
上海城隍廟は 15 世紀に建設されました。 何世紀にもわたり破壊と再建が繰り返され、現在は地元住民に人気の参拝場所になっています。それぞれがお気に入りの城隍神 (町の守護神) に幸運を願い、線香を供えます。本堂の美しい屋根のカーブに注目してください。本堂には霍光大将軍の像が祀られています。
通りに面した昔ながらのお店を覗いてみましょう。校场路口近くの春風得意楼などいかがですか?ここでは、伝統的な中国茶を味わうことができます。オリーブ 2 粒を幸運の印として使い、お茶を入れてくれます。この茶館では土曜と日曜に、評弾 (ピンタン) と呼ばれる語りと歌の伝統芸能が上演されます。
老上海茶館のアンティーク コレクションも見逃せません。茶館のオーナーが長年かけて収集した、清朝後期から中華人民共和国建国にいたるまでの品々が、年代順に並べられています。 お腹が空いていたら、この茶館は軽食にピッタリ。上海風の饅頭やスパイシーなヌードルをいただけます。
上海老街は年中無休です。通りの両端は、巨大な装飾アーチで飾られています。バスか地下鉄を使い、老西門駅または豫園駅で下車してください。 ついでに豫園にも立ち寄りましょう。