伊豆市は伊豆半島の中央にある、温泉で有名な街です。伊豆市に唯一の鉄道として通るのが伊豆箱根鉄道駿豆線で、その終点となる修善寺駅が伊豆市の中心駅となっています。伊豆半島西部にはこの修善寺駅以降に鉄道・駅がないため、ここから半島各地へのバスが発着するターミナル駅の役割も果たしています。
修善寺駅からバスで約7分の場所に、修善寺温泉があります。落ち着いた雰囲気は多くの文豪に愛され、夏目漱石や芥川龍之介、島崎藤村、川端康成らが訪れています。ここからたくさんの作品が生まれました。
名前の由来ともなった修善寺は、温泉街の中心にある寺です。毎年8月の秋季弘法大師大祭では、たくさんの露店が並び、花火も打ち上げられます。温泉街中心を流れる桂川の上で繰り広げられるナイアガラ花火は必見です。
伊豆市の温泉として、修善寺温泉と並んで有名なのが湯ヶ島温泉です。湯ヶ島温泉も文豪に愛された場所で、川端康成が「伊豆の踊り子」を執筆した宿があるほか、井上靖の作品舞台となったことでも知られています。
伊豆市には温泉宿はもちろん、ゴルフリゾートや気軽なホステルもあります。伊豆半島の観光拠点としても最適な伊豆市と修善寺駅周辺の宿泊情報は、エクスペディアでチェックしましょう。