橋本駅は京都府八幡市にある京阪本線の駅です。大阪府との県境に近い場所にあります。
京都を流れる3つの大きな川、桂川・宇治川・木津川は、橋本駅のすぐ近くで合流し、1つの川となって大阪湾へと流れる淀川に名前を変えます。この合流地点、淀川河川公園背割堤地区は、河川敷に桜の木が並ぶ花見の名所。1.4キロにおよぶ桜並木は壮大の一言です。
駅から離れ西側へ向かうと、すぐに大阪府に入ります。駅から西側へ7分ほど歩き、大阪府枚方市に入ってすぐの場所にあるのが久修園院です。見どころは、高さ約2メートルという国内最大級の愛染明王坐像。また、1702年に造られたとされる銅製の天球儀も見ごたえ抜群です。当時の天文博士・安井算哲が作成した天体星座の図をもとに作られたと言われています。
現在では住宅街となっている橋本駅周辺ですが、かつては遊郭の街で、現在もその建物が残っています。近年では、その絢爛豪華な作りが注目され、駅周辺は妓楼建築の聖地として、建築物の愛好家たちから人気を集めています。
ベッドタウンである橋本駅の周辺にはあまりホテルがないため、事前に宿泊場所を確認しておく必要があります。橋本駅周辺に泊まりがけで行く際は、エクスペディアでホテル情報をチェックしておきましょう。