ラオスの首都・ビエンチャンは、メコン川沿いにある小さな町で、タイとの国境の町でもあります。フランス植民地時代の建物と古い仏教寺院が混在し、ヨーロッパとアジアの文化が融合した町並みを見ることができます。ビエンチャンは、熱帯モンスーン気候で、の雨期（5～11月）、乾期（12月～4月）に分かれ、ベストシーズンは乾期の中でも比較的気温が低い12～2月になります。ビエンチャンへは飛行機で約8時間で、日本との時差は-2時間です。ビエンチャンへの航空券は、ベトナム乗り継ぎの便が所要時間も短く、リーズナブルな価格で探せます。

かつて東インド会社の商人やイタリアの伝道師らが、「東南アジアで最も荘厳な町」と称えたビエンチャンには、数々の見どころがあります。ラオス仏教の最高寺院「タートルアン」は小高い丘の上に建つ高さが45mの黄金の仏塔です。ビエンチャンのシンボル的な存在で、ラオスの国章や紙幣にも描かれています。「ワットシーサケット」はビエンチャン最古の寺院で、建立された当時の姿を見ることができます。ランサン通りにある「パトゥーサイ（勝利の門）」は、内戦の終結記念と戦死者の慰霊のためにパリの凱旋門を模して建造されました。上層部は公開されていて市内を一望することができます。噴水広場の周辺には、高級なレストランが並びます。気軽にラオス料理やタイ料理が食べたい時は、「タラート・サーオ・モール」のフードコートがおすすめです。

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