ベルリン フィルハーモニーには、大ホールと小さな室内楽ホールがあります。建物が落成した 1963 年以降、ベルリン フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として使用されています。ホールの素晴らしい音響を体感し、エレガントな建築と先進的なコンサートホールの設計を確認しましょう。
ベルリンの緑豊かで広大なティーアガルテン公園の端に位置するベルリン フィルハーモニー。金色のアシンメトリーの建物は、1960 年代から 80 年代まで壁に囲まれ孤立していた西ベルリンの中でひときわ輝く存在でした。ベルリンの壁崩壊後も、クルチュールフォーラムと呼ばれる中央エリアに堂々とした姿を見せています。
大きなテントのような正面入り口から中に入ると、エレガントなロビーがあります。このロビーから、ベルリン フィルハーモニーの 2 つのコンサートホールへ入ります。オーケストラの大演奏会や独奏会を鑑賞する場合は、最先端の設備が整う大ホールへ。観客席は 2,440 席。従来の縦長のホールに代わって、ヴィンヤード型を最も初期に取り入れた画期的なホールとして有名です。座席がブドウの段々畑状に広がり中央ステージを囲んでいるために、臨場感があり、ホール全体を見渡せます。
小さなコンサートや室内楽の演奏を鑑賞する場合は、素晴らしいカンマームジークザール (室内楽ホール) が迎えてくれます。1,180 席の小ホールは 1987 年に増設されました。
ベルリン フィルハーモニーの興味深い建築物と音響設計について知りたければ、ガイドツアーに参加しましょう。ツアーは有料です。英語またはドイツ語のツアーが毎日開催されます。所要時間は約 1 時間。ベルリン フィルハーモニーの演奏会を鑑賞するには、オンラインまたは現地のチケット売り場でチケットを購入してください。
ベルリン フィルハーモニーは、ティーアガルテン公園の南端にあります。ポツダマー プラッツ駅から歩いて 10 分。周りの地域で、ベルリンの豊かな文化や遺産に触れることができるので巡ってみましょう。