第二次世界大戦時の司令部を利用したヨークシャー航空博物館。展示物を見ることで、戦時中のイギリスについていろんなことが分かります。航空機の進化が分かる展示が見事です。約 50 機の飛行機が展示され、修復されたハリファックス爆撃機もあります。その他、地上車両や戦前の航空機も保管されています。
戦闘機が置かれている大きな格納庫へ行きましょう。ここでは、当時の状態にできる限り近くなるように修理が行われています。いろんなモデルが置かれていて、ビクターやニムロッド、ハンター、バッカニアなどの名機も見ることができます。また、中には、近年の中東での紛争から戻って間もない飛行機もあります。
この博物館の目玉はハリファックス爆撃機。機内に乗り込み、戦闘シーンを想像してみましょう。第二次世界大戦で重用された戦闘機です。
戦前の航空機も見応えがあります。注目はケイリーのグライダー。このグライダーの初飛行は 1849 年。ライト兄弟が最初に飛んだ半世紀以上も前のことです。格納庫の中をじっくり回れば、飛行機の歴史と技術の進歩がよく分かります。
エアー ガナー コレクションは、戦争で命を落とした 2 万人の射手に捧げるコーナー。機上射手が使用した武器やその技術に関する展示がなされています。
資料館もあり、戦車、消防車、バスなどの地上車両や、軍服などが展示されています。
ギフト ショップには飛行機関連のお土産が並んでいます。模型飛行機、本や写真などから気に入ったものがあれば購入しても。博物館にはカフェもあるので、疲れたら、軽食や飲み物を頼んで休憩しましょう。
入館は有料。16 歳未満の子供には割引料金が適用され、5 歳未満は無料です。毎日営業していて、時間は朝から夕方までです。ヨークシャー航空博物館はヨークの南東約 11 km に位置します。大きな駐車場があるので、車で行っても便利です。バスやツアーを利用して、街の中心部から博物館に行くこともできます。