背の高いランタンタワーが目を引く大聖堂。歴史的にも建築学的にも興味深く、軍隊関連の品々が飾られている礼拝堂も見学できます。
ゴシック建築と現代建築が融合したシェフィールド大聖堂は極めて重要な建物。13 世紀に建てられたもので、この街で最古の部類に入ります。ひときわ高くそびえ立つランタンタワー。隣接する静かな広場から、印象的な大聖堂の写真を撮影できます。
大聖堂の身廊で天井を見上げてみましょう。落ち着いた木組み模様になっています。東側の壁は建物の中で最も古い部分。1200 年代までさかのぼります。内陣は中世のもの。聖壇は 15 世紀に造られました。こうした古いものとは別に現代的な場所もあり、コントラストをなしています。必見は、抽象的なデザインが美しいステンドグラス窓。ランタンタワーでは、内部の複雑な造りに驚かされます。夜になると、タワーは明るい黄色に光り輝きます。さまざまな芸術作品が壁を飾っています。企画展覧会が開かれることもあります。
セントジョージ礼拝堂は、海軍のヨーク アンド ランカスター連隊に捧げられています。ここには、軍に関する旗や銃剣、剣が飾られています。聖霊礼拝堂では、バラ、ユリ、ヒマワリの凝った彫刻を見ることができます。
現在の教会が建てられるよりも前の 9 世紀には、この場所にシェフィールドクロスが立っていたと信じられています。
教会内の店で宗教関係のものが販売されており、お土産や本、文具などを買うことができます。カフェで飲み物やケーキを注文して一休みしましょう。
シェフィールド大聖堂は、街の中心部にあります。トラムに乗って大聖堂の停留所で降りましょう。シェフィールド鉄道駅から歩けば 10 分です。近くには、シェフィールド タウン ホール、ピース ガーデンズ、グレイブスギャラリーなどの観光スポットがあります。