メルボルンのロイヤル ボタニック ガーデンは、ビクトリア時代に造園された美しい庭園であり、都会の真ん中で、珍しい植物を育成している教育施設です。1846 年に開園された 38 ヘクタールの庭園には、珍しい植物や、絶滅が危惧されているオーストラリア原産の植物を含む 5 万種を超える植物が育てられています。園内の庭園、林、温室のなかを散策すれば、植物の世界の驚くべき多様性について学ぶことができるでしょう。オーストラリアの先住民族や、興味深い生態系、歴史的な工芸品などについての知識も増えるでしょう。
庭園内の遊歩道を歩き、エキゾチックなオーストラリアの植物をご覧ください。19 世紀に植えられた木や、ヨーロッパからの入植が始まる前に植えられたリバー レッド ガム (ユーカリ カマルドレンシス) を見ることもできます。湖の畔まで歩いて、鴨や黒鳥を探してみませんか。
涼しげな竹林で日差しを避け、シダが茂るファーン ガリーで、静かなスポットを探しましょう。植物園の南東の角にはギルフォイルの火山があります。1876 年に人工的に造られた貯水地です。貯水池の庭園を散策し、見晴らしのよい場所からメルボルンの街を眺めては。
トロピカル グラスハウスには世界のシダ類や蘭、アナナスが育てられています。チルドレンズ ガーデンでお子様たちは、実際に土いじりをして楽しい時間を過ごすことができるでしょう。植物園では毎日、あらゆる年齢層の方が参加できるインタラクティブなプログラムのイベントやワークショップも開催されています。アボリジナル ヘリテージ ウォークのほか、植物を使った工芸品づくりを体験できるプラント クラフト コテージもあります。休憩には、ピクニック エリアやパヴィリオンを利用するか、2 つのカフェをお訪ねください。
50 分間で植物園内を一周するガーデン エクスプローラーを利用すれば、ロイヤル ボタニック ガーデンを隈なく散策することができるでしょう。観光案内所に地図とパンフレットがあります。それらを参考にコースを決めてください。またギフトショップも併設しています。
王立植物園は、メルボルン市内、ヤラ川の南岸にあり、自転車、路面電車、車で容易にアクセスできます。メルボルン ビジター シャトルも植物園で停車します。メルボルンの人気アトラクション、ロイヤル ボタニック ガーデンは、入園料無料。毎日、日没までオープンしています。