レノン周辺は、サレンティーネ アルプスにある風光明媚なエリア。周囲には山や渓谷が連なり、趣のある集落も点在しています。崖の上にある城、教会、博物館、湖といった見どころの他に、自然が造った尖塔のような奇岩群は見逃せません。集落を巡れば、このエリアの魅力は一目瞭然です。
ボルツァーノ県の西部に位置するソプラボルツァーノは、奇岩群で知られています。粘土質の尖塔のような岩の上に大きな岩が乗っている光景は、まるで異世界。近くのプラットナー養蜂博物館では、500 年以上の歴史を持つ農場で養蜂に関する展示が見られます。風光明媚なコスタロヴァラ湖も歩いてすぐの場所にあります。湖畔をハイキングするのも、木々に囲まれ湖を眺めながらピクニックするのもおすすめです。
ソプラボルツァーノとボルツァーノをつなぐケーブル カーに乗れば、雄大な山の景色が楽しめます。ケーブルの長さは 4 km。所要時間は 12 分です。コルノ デル レノンではハイキングやスキーを楽しむことができます。
さらに西に行くと、中世の城塞ロンコロ城 があります。タルヴェーラ川を見下ろすように崖の上に建つ姿が印象的です。中庭を見て歩きながら、城の歴史について学びましょう。
コッラルボまで行くと、景色ががらりと変わります。レノン アリーナのスケート トラックでアイス スケートを楽しんでみてはいかがでしょうか。ここは世界有数のスピード スケート トラック。2011 年にはスピード スケートのヨーロッパ選手権大会が開催されました。北東に向かって、文化的な建物が並ぶロンゴモゾへ。17 世紀のマリア サール教会や 13 世紀の宿泊施設を見ることができます。
このエリアは、海抜 1,200 m の高地にあります。夏は涼しく気持ちの良い風に恵まれ、冬は辺り一面が雪深くなります。この涼しい気候のおかげで、1600 年代から人気の休暇先となってきました。
レノンは、ドイツ語でリッテンとも呼ばれています。北イタリアの南チロル地方に属する山岳地帯で、オーストリアとの国境もすぐ近く。イタリア国内からのアクセスにはボルツァーノ空港を利用しましょう。レノンはボルツァーノ県の北東エリアにあります。最寄りの国際空港は、120 km 北にあるオーストリアのインスブルック空港です。
レノンはハイキングにうってつけ。渓谷、森、湖、川、奇岩群などを通るコースが充実しています。