ルートヴィヒ美術館は、シルバーのモダンな複合建築物の中に 1900 年以降に作られた素晴らしい美術品を収蔵しています。広々としたギャラリーを見て回り、20 世紀を代表するアーティストについて学びましょう。ポップアート、抽象芸術、シュールレアリスムの作品のほか、ヨーロッパ最大級のピカソ コレクションが有名です。19 ~ 20 世紀の銀板写真を始めとする写真コレクションも見逃せません。興味深い内容の企画展も随時開かれています。
まずは、美術館の建物をじっくり観察してみましょう。レンガの赤い外壁と波打った形の金属製の屋根が印象的です。ピーター ルートヴィヒとヨゼフ ハウブリッヒの 2 人が収集した作品を中心に広範なコレクションを収蔵するルードヴィヒ美術館。ハウブリッヒ コレクションは、エーリッヒ ヘッケル、オットー ミュラー、マルク シャガール、オットー ディクスの作品など、表現主義と古典的モダニズムの作品からなります。中核となるルードヴィヒ コレクションには、ポップアートの旗手であるアンディ ウォーホルとロイ リキテンスタイン、ロシアのアバンギャルドな作品、ピカソの大型コレクションが含まれます。
広々としたギャラリーは、設計の妙により生み出される光と空間の演出が見事。美術館の大きな窓から外の壮大な景色を見ることができるので、現代美術の傑作を見ながら、ライン川、ケルン大聖堂、ハインリヒベル広場、壮大なホーエンツォレルン橋の景色も楽しめます。
2 階のアート & ミュージアム ライブラリーには、美術に関する膨大な書籍や資料が保管されています。ライブラリーの隣にはホールもあります。セミナーや講演会が開かれるので、当日のプログラムを確認してください。夏の間は、ホールの上の屋上テラスでも定期的にイベントが開催されます。
ルートヴィヒ美術館はケルンの旧市街の中心部、ケルン大聖堂のすぐ裏にあります。美術館は月曜日休館。クリスマスと新年の期間も休館です。木曜日の夜は入場料が割引になります。