マクマナス ギャラリーとミュージアムは建物自体も美しく、中には数多くの素晴らしい芸術コレクションが展示されています。この印象的なゴシック復古調の建物は 1867 年以来、この街の芸術と文化の中心となってきました。広いホールに、歴史的遺物をはじめ、スコットランドや世界から取り寄せられた装飾美術や芸術品が、きれいに展示されています。
元々はアルバート王子の記念館として建設されたマクマナス ギャラリーとミュージアム。1 階と 2 階を合計 8 つのギャラリーに分けています。まずは建物から鑑賞しましょう。4 本の小塔、傾斜の急な屋根、その真ん中から伸びる尖塔など、とても優雅なデザインです。中央の階段をあがりメインのドアを通れば、4 億年におよぶ歴史の旅が始まります。
まずはダンディーの歴史から。原始時代から始まり、産業の技術的偉業、文化的功績、そして芸術まで、幅広い展示がなされています。「風景と生活」や「近代のダンディーの成り立ち」の展示は必見。街の成り立ちや歴史がよく分かります。テイ川で見つかった丸太の舟や、ピクト人の石碑、かつて捕鯨が行なわれていた頃の遺物など、考古学的人工物も見もの。旧市街の縮尺模型もあります。
各ギャラリーを見てみましょう。ヴィクトリア朝芸術ギャラリーは伝統的様式の作品を取り上げています。ガラスのアーチ型天井があり、壁は装飾的なしっくい仕上げになっています。ロング ギャラリーには装飾美術や芸術品のコレクション、20 世紀ギャラリーには国際的に有名な 1900 年代の作品が展示されています。
創造的学習コーナーやスタジオでは、子供向けワークショップやアクティビティが行なわれます。勉強になるトーク ショーやプレゼンテーションが定期的に行なわれるので、ぜひ参加しみてください。展示されている遺物や芸術作品についての理解が深まります。疲れたらカフェに寄って、飲み物や軽食を注文しましょう。
マクマナス ギャラリーとミュージアムは、ダンディー中央部のアバーテイ大学の近くにあるアルバート広場にあります。周りにバス停がいくつかあり、アクセスも便利です。入場は無料。車いすでの来場も可能です。開館時間はウェブサイトをご覧ください。Wi-Fi も無料で利用できます。