18 世紀から 19 世紀建造のベルリンで最も魅力的な建築物が集まるジャンダルメンマルクト。広場の中央には、詩人フリードリヒ シラーの立派な像が立ち、フランス大聖堂、ドイツ大聖堂、コンツェルトハウスという、ベルリンのランドマークとも言える建物が広場の三方を取り囲むように建ってます。
この場所に最初に広場が造られたのは 1688 年。18 世紀後半に再開発され、現在のジャンダルメンマルクトとなりました。広場の名前は、プロイセンの憲兵隊、ジャンダルムの厩舎があり、衛兵の任務が行われていたことから付けられました。広場は第二次世界大戦で甚大な被害を受けましたが、完全に修復され、痕跡はほとんど残っていません。
美しいこの広場は、観光中の一休みに最適です。広場の北側と南側に向かい合うように建つのが、フランス大聖堂とドイツ大聖堂。どちらもドーム型の屋根が印象的です。そして、この 2 つの大聖堂に挟まれるように建つのが、ベルリン交響楽団の本拠地、コンツェルトハウスです。
広場中央の堂々たるシラー像にも注目。この大きな彫像は、有名な詩人でもあり、思想家、歴史学者でもあったフリードリヒ シラーに敬意を表したもの。台座には、それぞれ詩、演劇、歴史、哲学を表す 4 人の乙女の像がシラーを取り囲むように座っています。広場を代表するこのシラー像は、コンツェルトハウスの入り口階段前にあります。ナチス時代に取り外され、1980 年代に元の位置に戻されました。
お腹が空いたら、近くのカフェで腹ごしらえ。ディナーに人気の流行エリアです。また、この広場では、年間を通して四季折々のさまざまなイベントが開催されます。特に、冬は大にぎわい。広場で開かれるクリスマス マーケットで贈り物を探したり、ドイツの伝統菓子を食べたり。この時期はホット ワインも格別です。その後は、スケート リンクでアイス スケートを楽しんで。
ジャンダルメンマルクトはベルリンのミッテ区に位置する広場。いつでもにぎわいが絶えません。U バーンでフランツェージッシェ通り駅、ハウスフォグタイプラッツ駅、またはシュタットミッテ駅へ。どの駅も広場から歩いてすぐの距離です。