ボーデ博物館は、彫刻、ビザンチン王朝期の美術品、古代の貨幣をメインに展示しています。イタリアのルネサンス様式やドイツのゴシック様式の彫刻、数千年前のコインを見られます。
この博物館は 1904 年に完成しましたが、装飾を施したファサードと内装には 2000 年代初期に全面的な改修工事が行われました。建物の顔といえるドームと石造りのファサードは片側がシュプレー川、反対側が運河に面しています。博物館島の端っこに建っているため、まるで塀に囲まれた城のように見えます。
ボーデ博物館では、美術品と史料のコレクションが 3 つの棟に地理的および時系列的に分けられて展示されています。特に彫刻コレクションの充実度は有名で、中世初期から 1700 年代後半までの作品を観賞できます。
ビザンチン美術のコーナーでは、3 世紀から 15 世紀にかけての西ローマ帝国とビザンチン帝国の美術品が展示されています。
3 つ目の棟はコイン キャビネットと呼ばれています。50 万点にもおよぶ膨大なコレクションが貨幣の歴史を物語っています。紀元前 7 世紀に小アジアで初めて鋳造されたコインから、古代ギリシャやローマのコイン、東ヨーロッパの中世の貨幣も見ることができます。
お子様におすすめなのが子供専用ギャラリー。さまざまなテーマやコレクションをわくわくするアクティビティや体験型展示を通じて理解できます。
ボーデ博物館は博物館島に建っているため、橋を渡ってアクセスします。トラムと S バーン鉄道も乗り入れています。最寄りの駅からは歩いて 10 分。
ボーデ博物館は月曜日が休館日で、木曜日は開館時間が延長されます。入場料には 3 棟すべての入館料が含まれます。18 歳未満は入場無料。観光案内所や博物館などで購入できるベルリン ウェルカムカードまたはミュージアムパスのパッケージを利用すれば無料で入場できます。