オーストラリア国立海洋博物館では、本物の船とレプリカの船に乗船できます。海に関するコレクションを見学したり、船に関する展示を楽しんだり、家族連れにもぴったりなスポット。レジャー、運搬、防衛など、植民地時代前から現代に至るまでのオーストラリアの海洋の歴史がわかります。
ガイド ツアーがありますが、自由に見て回ることもできます。常設展も特別展も、オーストラリアに関する展示と海外に関する展示の両方があります。アボリジニとトレス海峡の島民の航海の歴史を見てみましょう。ティウィ諸島の人々が彩色を施した “プクマニ” と呼ばれるポール状の墓標や、アーネム ランド、ヨルング族のイアカラの木皮画も展示されています。
一番人気は、1768 年から 1771 年にかけてキャプテン クックが歴史的な世界周航に使ったエンデバー号のレプリカ。乗船すると、ダイニング ルームにはディナーのテーブルがセットされ、椅子には丸まって眠るネコまでいます。キャプテン クックが著名な植物学者のジョゼフ バンクスと談笑した暖炉もあります。デッキに上がって、28 本の帆とそれを支える約 30 km の索具を見学。この復元されたエンデバー号は、2 回の世界一周で 29 の国々を訪れました。エンデバー号は係留されていない場合があります。事前に確認することをおすすめします。エンデバー号以外の船も見学できるので、お見逃しなく。
18 世紀の囚人や 21 世紀の難民など、たくさんの人々が長い航海を経てオーストラリアまでやってきました。1960 年代にベトナムに軍隊を派遣したヴァンパイア号は、博物館に展示されている船としてはオーストラリア最大です。船乗りたちの安全を守っている灯台の重要な役割や潜水艦についても学べます。オーストラリアの人たちが海をこよなく愛していることがよくわかります。オーストラリアのビーチの様子を捉えた写真も展示されています。
正面玄関から歩いてすぐのところにワーフ 7 海洋遺産センターがあります。オーストラリア中の歴史的に重要な船のコレクションが展示されています。
お弁当を持参するか、ダーリング ハーバーの美しい景色を見ながらオープン カフェで食事ができます。
博物館はダーリング ハーバーにあり、自転車、バス、フェリー、路面電車でアクセス可能。駐車場はハーバーサイド セキュア パーキング (有料) をご利用ください。毎日営業。入場料は有料です。