忠実に修復されたオードリー エンド ハウスには、裕福な英国の伯爵や公爵などのぜいたくな暮らしぶりがそのままそっくり保存されています。幾何学的な庭園を散策し、きゅう舎で馬を見たり、かつての住人たちの居住エリアを見学したりしてみませんか。子供向けのアクティビティも豊富なので、オードリー エンド ハウスの探索で過ごす 1 日は家族全員が楽しめるものとなることでしょう。 オードリー エンド ハウスは、かつてトーマス・オードリー卿 (きょう) の住まいでした。オードリー卿 (きょう) は、ヘンリー 8 世からこの地所を与えられました。もはや 16 世紀に存在した宮殿のようなサイズの邸宅ではありませんが、オードリー エンド ハウスには英国屈指のジャコビアン建築の好例が残されています。
邸宅内は現在のところ立入禁止となっていますのでご注意ください。2014 年に再オープンする際に、興味深い建築様式や邸宅の歴史について紹介するガイド付きツアーが開始される予定です。邸宅内の部屋にはオードリー エンドに暮らした多くの住人たちの様々な趣味が表れていて、たとえばロバート アダム ルームにはネオクラシック建築、礼拝堂には 18 世紀のゴシック様式の影響が見られます。
邸宅には入れませんが、庭園には入場できます。幾何学的なパルテールの垣根の間を散策したり、壁に囲まれた有機栽培の菜園をのぞいたりしてみましょう。酪農所、ブドウ栽培所、果樹園などがあるこの庭園は、オードリー エンド ハウスの住人の生活に欠かせない存在でした。
子供たちはテーマのある遊び場で遊んだり、きゅう舎で伝統的な服装を身に付けたりすることができます。大人がきゅう舎にあるインタラクティブな展示を見学している間も、馬を間近に見て楽しめることでしょう。
オードリー エンド ハウスはサフロン ウォルデンから西に 1.2 km (1 マイル) のところにあり、無料駐車場が完備されています。バスの停留所や電車の駅も徒歩ですぐです。2014 年の再オープン予定日や、庭園の営業時間や入場料については、イングリッシュ ヘリテッジのウェブサイトで最新の情報をご確認ください。