足利駅は栃木県足利市にあるJR東日本の駅で、市の中心駅とされています。川向かいの東武鉄道・足利市駅のほうが利用客は多くなっていますが、昭和初期につくられたモダンな駅舎や周辺のノスタルジックな街並みが、今もこの駅を足利の玄関口として際立たせています。
駅至近での観光でまず訪れたいのが「足利学校」。日本最古の学校とされ、宣教師ザビエルによって当時の日本の最高学府として国外にも紹介されました。日本遺産にも登録された荘厳な空間で、悠久の時を感じられるスポットです。
足利学校に隣接するのが、国の史跡に指定されている「鑁阿寺」。もともと足利氏の館であり、今も武家屋敷としての面影を残しています。寺院でありながら日本100名城に選定されるなど、武士の居城としての側面が強い珍しい場所です。
鑁阿寺から西へ歩くと、一際目立つ朱色の社が「足利織姫神社」の社殿です。機場(はたば)として1200年以上の歴史がある足利の守り神として、機織りの神様が祀られています。また、機織りでは経糸と緯糸が合わさって生地ができることから、縁結びのご利益があるとされています。
足利駅周辺には、リーズナブルなビジネスホテルや旅館が集まっています。足利で観光の際は、ぜひエクスペディアのホテル検索をご活用ください。