ヨークダンジョンは、中世の拷問の血なまぐさい恐怖を体験できる、楽しくて恐ろしい博物館。ブラックジョークが効いた死刑や拷問技術の展示で、この地域の暗黒の歴史の数々に光を当てます。
ダンジョンコースを進むと、「バイキングの恐怖」の展示がお出迎え。観光客は、古代スカンジナビア人の襲撃を受けるサクソン人に扮します。「短刀を持ったバイキングのいびき」では、修道士に案内され中世のヨークをさまよったり、バイキングの戦士の犠牲になります。修道士は、マムシやさまざまな拷問器具を紹介してくれます。
「ペストの医者」エリアに入ると、おどろおどろしい方法でペストについて学ぶことができます。医者の助手が、不気味な死体からペストに冒された臓器を引きちぎります。「黄金の羊毛」という宿屋に進むと、カリーとブラウンの 2 人のウィリアムズの物語が聞こえてきます。
ツアーは「王の迷宮屋敷」や、陰謀者ガイ フォークスが逮捕された後どうなったのかを知ることができる「火薬の陰謀」へと続きます。ダンジョンコースの登場人物の中でも、特にカリスマ的存在なのがディック ターピンです。ターピンは、欲しいものを手に入れるため、犠牲者を拷問しました。
「拷問」のインタラクティブショーでは、苦痛を与えるためのショッキングな器具の数々が見られます。「処刑」エリアでは、斧を振り下ろしてみましょう。
博物館は年中無休で、朝から夕方まで開いています。ツアーは約 75 分で、チケットは事前にオンラインで購入すると安くなります。
ヨークダンジョンは、ヨーク中心部のウーズ川沿いにあります。バスを使用して博物館近くのバス停で下車するか、ヨークの鉄道駅から東の方向に歩いて 10 分で行くことができます。近隣には、ヨービック バイキングセンター、フェアファックス ハウス、ヨークキャッスル博物館などがあります。