紫禁城よりも大きい天壇は、15 世紀に皇帝が祭祀を行う祭壇として建立され、1918 年まで一般人が立ち入ることは禁じられていました。現在、高い壁に囲まれた天壇公園は、北京の喧騒を逃れて一休みできる憩いの場として人気を呼んでおり、 地元のミュージシャンやダンサー、武術の練習や趣味にいそしむ人の姿がたくさん見られます。公園の北側は天国を意味する半円形をしており、南側は地を表す方形をしています。 このように興味深い建築様式が散りばめられたお堂や東屋、庭園をゆっくりと見学しましょう。古代中国の哲学、歴史、宗教について造形を深めることができます。 たくさん歩くことになりますが、伝統的な祭祀の手順どおりに建物を進むことをおすすめします。南側の昭亨門から中に入り、石畳の参道を進むと三層になった園丘壇にたどり着きます。ここは、皇帝が豊作を願って供物を捧げた祭壇で、古代哲学を象徴する設計が取り入れられているのが特徴です。 古代東アジアの文化にとって重要な意味を持つ、数字の「9」に基づいて設計されていることにご注目ください。たとえば、円壇にはそれぞれ石が敷き詰められていますが、その石の数はどれも 9 の倍数になっています。園丘壇からすぐの場所には、皇穹宇 (こうきゅうう) という円錐形の屋根が特徴の建物があります。天井には金色に輝く巨大な竜を中心に色鮮やかな模様が描かれているので、ぜひ中まで入ってご鑑賞ください。皇穹宇の周りは回音壁という壁に囲まれています。この壁は、壁に向かって何か話すと、それが壁を伝って反対側の壁に響いてくるといわれています。お連れの方と試してみてください。天壇は東城区に位置します。地下鉄の天壇東門駅で下車してください。出口 A から出ると、東門に行くことができます。天壇公園内の建物に入るには、それぞれ拝観料が必要です。日本語の音声ガイド機器のレンタルを行っています。
天壇 ツアーとアクティビティ







