プリンストンの文化はプリンストン大学を中心に展開しています。この名門大学がプリンストンに移されたのは 1756 年のことです。キャンパスを歩くと植民地時代の建物が目に入ります。この大学は文化的な魅力だけではなく、独立戦争以前までさかのぼる史跡としても見どころがあります。
プリンストン大学のキャンパスを歩くと面白いアートや建築に出会えます。錬鉄製のフィッツランドルフ門から中に入ると石造りの大きな建物、独立戦争の戦禍に耐えたナッソー ホールがあります。大学礼拝堂にはアメリカ人芸術家が作ったステンドグラスの窓がはめられています。
入場無料のプリンストン大学美術館には、古代から現代に及ぶ世界中の美術品を集めた 92000 点からなる所蔵品が交代で展示されています。ガイドなしツアーがあって、年令を問わず誰でも収蔵品について学べるようになっています。年間を通じて色々な特別展も催されているので、こちらもお楽しみに。
マッカーター シアター センターで上演される音楽、ダンス、演劇は年間 200 件を超えます。何か鑑賞してみるのがおすすめです。実験的な作品が、のちにブロードウェイで成功を収めることもよくあります。
デラウェア アンド ラリタン カナル州立公園ではカヌー、サイクリング、ジョギングが何キロも楽しめます。マーサー郡立公園には屋内と屋外に大規模な施設があって、一年中レクリエーション活動に利用することができます。
この町のルーツは 1675 年にはじめてやってきたクエーカーの宣教者たちにさかのぼり、プリンストンの人びとは歴史を記念するイベントを大切にしています。プリンストン バトルフィールド州立公園は、ジョージ ワシントンが指揮した独立戦争における決定的な勝利を記念して作られました。近くには 18 世紀に建てられたベインブリッジ ハウス、ワシントンが司令部を置いたロッキンガム ハウス、ギリシャ復興様式の知事官邸ドラムスワケットがあります。
プリンストンではたくさんのフェスティバルが開催されます。3 月 14 日にはアルバート アインシュタインの誕生日と円周率のパイ、つまり 3.14 をかけた「パイ デー」を祝います。偉大な物理学者は 1933 年にアメリカ合衆国に移住し、プリンストンに住んで教べんを執りました。4 月の コミュニバーシティと、6 月の 1 か月間行われるプリンストン フェスティバルでは舞台芸術が楽しめます。クリスマスと元日の期間には、パトリオッツ ウィークのお祭りに参加しましょう。トレントンの戦いや独立戦争前のできごとをテーマにした歴史劇などのアクティビティが催されます。
プリンストンはニューヨークやフィラデルフィアから車で 1 時間強の距離にあります。インスピレーションをかき立てられるプリンストンのコミュニティを一度訪れてみませんか。