ニュージャージー州サマセット郡はニューヨーク大都市圏に位置していますが、揺るぎない環境保護の精神、緑地の多さ、古風な趣のあるオランダ人入植地の面影があいまって、タイムズ スクエアの喧騒とは別世界のようです。
サマセット郡に残る独立戦争時代の要衝を巡り、素晴らしい公園でハイキング、サイクリング、キャンプを楽しみましょう。サマセット郡の小さな街で 17 世紀の入植地跡を見たり、たくさんあるギャラリーに入ってみたりしましょう。
アウトドア派におすすめの公園が豊富にあります。デラウェア アンド ラリタン カナルとミルストーン川に境を接するコロニアル パークには、試合用ゴルフ コースがあります。ラリタン カナルとラリタン川の間にあるデューク アイランド パークには釣り場と自転車用道路が設けられています。
サマセット郡はゴルファーにとってのパラダイスで、広いグリーンとゆるやかな起伏のある地形からなるぜいたくなコースに恵まれています。フェアウェイで過ごす日々の合間には、ファー ヒルズにあるユナイテッド ステーツ ゴルフ アソシエーション ミュージアムに行って、アメリカにおけるゴルフの歴史に触れることもできます。
サマセットの 21 のどの都市にもさまざまなタイプの宿泊施設が揃っています。とはいえ最大のタウンシップ、フランクリンが一番選択肢が豊富です。サマセットを訪れたら、ぜひフランクリン インに飲みに行ってみましょう。1752 年に建てられたこのパブは、独立戦争時にイギリス軍のコーンウォリス将軍により指令本部として使われたこともあります。初期のオランダ植民地の建築様式を今に伝えるヴァン ヴィックル ハウスもお忘れなく。
独立戦争でワシントン将軍が指令部を置いたロッキンガムや、歴史的に重要なワシントン ロック州立公園に行ってみましょう。小高い地形のおかげで将軍はラリタン バレーを一望でき、地平線から現れるかもしれない敵軍の姿を確認することができたのです。野山に降り積もる手付かずの雪景色が広がる冬のサマセット郡は、写真家にとっての理想郷です。とはいえサマセット郡に行くならやはり夏がベストで、公園、庭園、古風な趣のある街路を散策するには最高の時期といえるでしょう。
サマセット郡はニューヨークのジョン F ケネディ国際空港から 92 km (57 マイル) の距離にあります。バスの路線がサマセット郡の各地をつないでいますが、自分で車を運転できればそれが一番便利です。