国立ビジュアル アーツ ギャラリーで、マレーシア有数の興味深い現代芸術作品や、伝統的な芸術作品のコレクションを鑑賞しましょう。コレクションには、インスタレーション、マルチメディア作品、アジア地域および国際的な美術工芸品、文化的展示品などが含まれています。
館内の 3 つのフロアには、建物の中心にあるらせん状の通路でアクセスできるようになっています。 実験的で現代的な芸術作品と同時に、近代的、また伝統的な絵画、写真、工芸品、陶芸品など、非常に幅広い展示内容となっています。
この美術館は、マレーシアでも特にユニークなもののひとつです。建物のデザインとコレクションの内容は、マレーシアの伝統的な美学を反映しつつ、現代的な機能性を備えています。1958 年に設立された当時はわずか 4 点しかなかったコレクションですが、現在は 2,500 点を越える作品を見ることができます。
まず 1 階で、マレーシア国内の作品の常設展示を鑑賞しましょう。2 階には、企画展示と個人コレクションがあります。ウォン・ホイチョン (Wong Hoy Cheong) や、画家のズルキフリ・モハメド・ダーラン (Zulkifli Mohd Dahlan)、バティック アーティストのチュア・ティエン・テン (Chuah Thaen Teng) など著名なアーティストの作品を見ることができます。3 階には、新進気鋭の若いアジアのアーティストによる大胆な作品が展示してあります。
この美術館は、地元から海外まで幅広いエリアのアーティストの育成に努めています。若い世代にアートの理解を広めるために開かれている、ワークショップやパネルディスカッションに参加してはいかがでしょうか。作品について質問があれば、参加者や学芸員が喜んで答えてくれます。
コレクションを見終わったら、カフェで休んだり、ショップを覗いたり、またはリサーチ室で作品やアーティストについてじっくり調べるのもいいでしょう。美術館の隣には国立劇場があり、音楽、演劇、オペラなど国内外の出演者の舞台を鑑賞することができます。美術館で 1 日過ごしたあとは、ティティワングサ湖公園を散策し、屋台の食べ物を味わいましょう。
国立ビジュアル アーツ ギャラリーは、ジャラン テメルロー沿いにあります。毎日開館しており、入場は無料です。地下鉄のティティワングサ駅からタクシーに乗ると簡単に行くことができます。タクシーを降りてから少し歩くとギャラリーに到着します。
