ゴールウェイ市立博物館は、この地域の長い歴史を語るコレクションを所蔵しています。古くは先史時代のものもあり、戦争や地域文化について知ることができる品々も展示されています。博物館に入場したら、マルチメディア展示コーナーへ。ゴールウェイの歴史が生き生きとわかるようになっています。
1 階で行われている「過去への道」常設展は、考古学的な発見を紹介。ゴールウェイの先史時代の出土品を展示しています。中世時代のものは、「壁に囲まれたゴールウェイ」セクションにあります。第一次世界大戦がこの地域に及ぼした影響についても紹介されています。ゴールウェイ滞在中に開催されている企画展もチェックしましょう。
ゴールウェイ市立博物館の目玉は、1600 年代初頭に作られたシビック ソード。茶色の帆が張られた船も見逃せません。これは、ゴールウェイ フッカーと呼ばれるこの地方の伝統的な漁船。この博物館に展示するために建造されました。18 世紀の当時のゴールウェイ市長エドワード エアが街に寄贈した大職杖にも注目。銀の細工をじっくりと鑑賞しましょう。
博物館には、地元アーティストの作品が交代で紹介されるコーナーなど、アートの展示スペースもあります。クリエイティブになる方法を教えてくれるワークショップなど、お子様が参加できるイベントも。アイルランド ゲール語をテーマとしたものなど、さまざまなテーマによる講演会や試写会に参加することもできます。
飲み物や軽食を楽しむなら、1 階にあるキッチン カフェへ。カフェからは、16 世紀の市壁の一部として残っているスペイン門も見えます。アイルランドとスペインの間で貿易が盛んだった当時の面影を見ることができます。
ゴールウェイ市立博物館の開設は 2006 年。約 1,000 点を収蔵しています。定休日は月曜日。開館時間は午前中から夕方まで。日曜日は正午から開館します。入館は無料ですが、寄付が奨励されています。
ゴールウェイ市立博物館は、街の中心部に位置し、コリブ川に面しています。博物館のすぐ横にスペイン門があり、この波止場エリアから川を見渡すことができます。サウス パーク、ファザー バーク公園、ゴールウェイ港など近隣の見どころも併せて訪れてみましょう。