アメリカ自然史博物館は、3,200 万点以上の標本や展示物を所蔵する、世界最大級の自然史博物館。家族で訪れれば何時間も楽しめる、ニューヨークでも有数の観光スポットです。
ここは、映画ナイト ミュージアムの舞台としても有名な博物館。ガイドなしで映画の "キャラクター" となった展示物を見て回る特別ツアーがある他、恐竜、地球と宇宙、クジラ、セオドア ルーズベルトなどをテーマとしたツアーも行われています。ガイド付きツアーは、英語、フランス語、スペイン語で行われます。
展示ホールが 40 室あり、さまざまな展示がされています。化石ホールの恐竜の骨格を再現した標本は子供にも大人にも大人気。とても大きく、圧巻のひと言です。鳥類やは虫類、哺乳類、両生類の生態を模したジオラマも見どころです。生物多様性ホールでは、命の美しさともろさを視覚化して見せてくれます。
文化ホールでは世界の人々についての展示が見られます。地球と惑星科学ホールでは、太陽系のミステリーについて取り上げています。ローズ地球宇宙センターは目玉の 1 つ。ここにはヘイデンプラネタリウムとヘイデン ビッグバン シアターもあり、宇宙全般について学ぶことができます。
"環境保護の大統領" と呼ばれるセオドア ルーズベルトについて学びましょう。彼についてはいくつかの展示エリアで取り上げられています。9 月から 5 月まで見られるチョウの温室もおすすめスポット。魅力あるテーマを取り上げた企画展も行われています。
展示物のほとんどを見ようと思うなら、丸一日はかかるでしょう。お腹が空いたら、フードコートか 3 つあるカフェを利用しましょう。ギフトショップは 4 つあり、科学的なギフトからユニークなギフトまで、さまざまなお土産を買うことができます。
入館チケットは見たいものによって選択できます。一般チケットだけの購入も、特別展示のチケットと組み合わせての購入も可能です。あらかじめオンラインでチケットを購入しておくと、窓口で並ぶ必要がありません。学校で見学に来る児童や休暇中の混雑を避けるには、冬の後半から春にかけての週の中頃の早朝が一番のおすすめです。博物館は感謝祭の日 (11 月の第 4 木曜日) とクリスマス (12 月 25 日) を除いて無休です。
アメリカ自然史博物館はセントラルパークの西側にあります。博物館を見学したあとには、公園にある湖の周りを歩きながら、印象に残った展示物について話をするのも良いかもしれません。
