ヨークシャー博物館は、歴史的な秘宝のコレクションがヨーロッパ屈指の数を誇ります。絶滅した生物から、ローマ時代のモザイク、ノルマン支配時代の聖遺物箱まで、幅広い展示物が収められています。常設展示は、考古学、天文学、生物学、地質学の 4 つのテーマに分かれています。必見はケーウッド ソード。千年以上前の剣で、この博物館の呼び物の 1 つです。
緑の多い公園の中にあるヨークシャー博物館。1830 年に設立されました。まずは建物の立派な正面から鑑賞しましょう。立派な円柱が立ち、優雅な雰囲気。力強いペディメントも印象的です。外にはベンチが並べられ、カラフルな花が咲く花壇もあります。午後のひとときを家族や友達同士で過ごすのに最適です。
広大な博物館はテーマ別に別れています。まずは、生物学のセクション。約 20 万点の標本が収められており、その大部分は昆虫です。絶滅した動物の骨格標本も見どころ。ニュージーランドの巨鳥モアや、北大西洋の海鳥オオウミガラスが展示されています。
次は考古学のセクションへ。100 万点にもおよぶ遺物があります。このセクションの目玉はケーウッド ソード。千年近く前にバイキングが使っていたもので、近くのウーズ川で発掘されました。同種の剣は今までに 5 本しか見つかっておらず、その中で一番保存状態が良いものです。他にもローマ時代やバイキング、中世の遺物を多数展示。その大部分はヨークシャー地域で発掘されたものです。
天文学のセクションは、庭園の中のヨークシャー最古の天文台にあります。ここは、木曜日と土曜日の午後の数時間のみ入場できます。最後は地質学のセクション。化石から隕石に至るまでの何千点もの標本があります。
博物館はクリスマスと元旦を除いて毎日オープン。入館料が必要ですが、入場料を支払った大人同伴の場合は、子供は無料です。
ヨークシャー博物館は、ヨークの中心部に位置するミュージアム ガーデンズの中にあります。ミュージアム ガーデンズの中には、セント メリーズ修道院、キングス マナー、ヨーク アート ギャラリーもあります。ヨーク駅から行くには、北東方向に歩き、ウーズ川を渡るとすぐです。