カリフォルニア インディアン博物館 ツアーとアクティビティ

1769 年にサンディエゴからスペイン人伝道師がやって来る前、カリフォルニア州には 50 万人ものアメリカ先住民が暮らしていました。150 以上の部族に分かれ、60 種類以上の言語を話し、豊かな知識、芸術、伝統を有していました。総合的なステート インディアン博物館では、そんな先住民族の興味深い歴史を垣間見ることができます。展示品は、「自然」、「魂」、「家族」の 3 つのテーマに分けて展示されており、カリフォルニアの河川を探検する際に使用されたアカスギの手彫りカヌーや、2400 年以上前の狩りや魚釣りの道具、儀式用の装飾品の優れたコレクションなど、興味深い品々を目にすることができます。大規模なかごのコレクションも収められており、その中には世界最小のかごも展示されています。虫めがねがなければ分からないほど小さく、その大きさはなんとわずか 1 mm です。 ヤヒ族最後の一人だったイシの人生を称えた展示場も必見です。ヨーロッパ人の到来により、アメリカ先住民族の生活がどのように永遠に変わってしまったのかが紹介されています。 現代のアメリカ先住民族の文化に触れたければ、コンテンポラリー アートのセクションに向かいましょう。有名な芸術家や職人によるすばらしい作品が集められています。 アメリカ先住民族の工芸品づくりが体験できるエリアもあるので、挑戦してみてください。伝統的な宝飾品用のビーズに舞錐 (まいぎり) を使って穴をあけたり、先住民族のすり鉢とすりこぎを使ってどれだけ早くどんぐりを粉末状にできるか試したり、楽しい体験が用意されています。 また、博物館では 1 年を通して複数のアメリカ先住民族のイベントやフェスティバルが開催されます。4 月にサクラメントにお越しなら、インディアン アート アンド クラフト フェアには必ず参加しましょう。9 月のネイティブ アメリカン デーもすばらしいイベントです。週末にはマーケットや音楽の演奏会が定期的に開かれるので、ぜひタイミングを合わせてお越しください。ステート インディアン博物館はサクラメントの市街地に位置します。通りにはメーター制の駐車場があります。博物館は、感謝祭、クリスマス、元日をのぞいて毎日営業しています。少額の入館料が必要。写真撮影は禁止されています。