クロッカー美術館 ツアーとアクティビティ

ヨーロッパの巨匠による 1500 点もの絵画にアフリカとアジアの芸術的至宝の数々、そして最上級の陶器コレクション。クロッカー美術館は、サクラメントが誇るすばらしい施設です。クロッカー美術館の現在の外観は、洗練された曲線を描くファサードが素晴らしく、全体におしゃれでモダンな雰囲気が漂っているため、サクラメントに最近加わったばかりの新しいアトラクションのように見受けられますが、事実はそうではありません。実は、創立以来継続して運営される美術館としては、アメリカ合衆国最古を誇るとして知られています。イタリア風の邸宅を利用した旧館は、1868 年に裁判官のエドウィン・B・クロッカーの自宅として建設されました。現在は、新しいデザインで建てられた新館と見事に融合しています。美術館内では、椅子に深く座りながら趣のあるイタリア風の内装も楽しみつつ、1 万 5 千点もの芸術作品を鑑賞することができます。最初に見ておきたいのは、3 階にある「カリフォルニアとアメリカのアート」展です。国内で最も規模が大きく、最も重要なアメリカ芸術のコレクションの 1 つが納められており、ジャンルも印象派からポップアート、より伝統的な作品まで多岐にわたります。同じ階の「アジアン アート」展では、中国の霊廟の装飾品やインドやペルシャのミニチュア絵画を見ることができます。 次は、エレベーターで下の階に降り、アフリカとオセアニアの作品をご覧ください。陶磁器に興味がおありなら、同じ階の「インターナショナル セラミックス」(国際陶器) 展は必見です。広範囲にわたって収集された作品が並ぶため、何時間でも飽きることなく見ていられるでしょう。このセクションでは陶器の興味深い歴史も紹介されており、新石器時代の土器と 18 世紀初頭に作られたマイセンの上質な陶器の食器との興味深い違いを学ぶことができます。さらには、実験的な形状と釉薬を取り入れた、より現代的な作品も展示されています。 毎週土曜日には美術館の見どころを案内してくれるツアーが開催されます。また、建築や新しくコレクションに加わった作品など、週や曜日によってテーマが異なるツアーもあるので、ぜひご参加ください。詳細は美術館の受付でお尋ねください。 クロッカー美術館は、サクラメント市街地のサード ストリートと O(オー) ストリートの交差点に位置します。通りにはメーター制の駐車場と複数の有料屋内駐車場があります。近くにはライトレールの停車駅とバス停があります。美術館は毎週月曜日と主要な祝日はお休みです。