ラッダ イン キャンティは丘の上に作られた城塞都市。細い通りや塔、石造りのファサード、小さな広場、トスカーナ州の美しい景色など、たくさんの魅力を持つ中世の街です。古い建物や宗教関連の遺跡を見て、この地方の名産品であるワインを試飲しましょう。
歴史的見どころがたくさんあるラッダ イン キャンティ。小さな街なので徒歩で簡単に回ることができます。メインの広場にあるのは 15 世紀のポデスタ宮殿。現在、町役場として使われています。ファサードを飾るたくさんの紋章が印象的です。広場を挟んで向かい側にあるのはサン ニッコロ教会 (プロポジトゥーラ ディ サン ニッコロ)。13 世紀に建てられたものと考えられていますが、元々の建物の大部分は第二次世界大戦で破壊されてしまいました。教会の内部を見てみましょう。古い木製の十字架像が見どころです。教会を出て広場に戻ると、年代物の美しい噴水が目を引きます。
中世の道に沿って丘の上の街を巡りましょう。古い城壁のそばを通り、トンネルをくぐり抜けて行きます。時々立ち止まり、周辺の美しい田園風景も楽しみましょう。この街の見どころの 1 つ、アイス ハウス オブ ザ グランド デュークは必見。19 世紀末頃に建設された氷の保管庫です。
キャンティはイタリア ワインの代名詞。サンタ マリア デル プラート修道院へ行けば、この地域のワイン造りの歴史について学ぶことができます。かつてフランシスコ会修道院だったこの施設は 4 月~ 10 月に一般公開。ワイン コースが設けられます。また、クッキング ショーやコンサートも開催。ワイン ショップや博物館もあります。
ラッダ イン キャンティへ行くには、まずフィレンツェにまで飛行機を利用。フィレンツェは、ラッダ イン キャンティの北西 48 km ほどのところにあります。空港からはバスやタクシー、レンタカーなどでアクセスしましょう。文化や歴史、ワイン造りなど魅力がいっぱいのラッダ イン キャンティ。地域の他の街ともバスでつながっています。